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オーバーニャイト・サクセス [猫]

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今や空前の猫ブームに沸く人間界

そんな人間界で活躍する未来の自分の姿を
夢見て、わずかなチャンスを掴むために
今夜もまた、「あしたのスター猫」が
バイト帰りに場末の劇場で踊る…

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「いいぞー!ねえちゃん!ヒューヒュー♪」

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客は寝てしまった・・・

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An overnight success
You hold the key to your your happyness
An overnight success
You have the power to rise above the rest yeah ♪

有名猫になると言ったら、みんニャ笑ったけど
・・・見て!



さて、今回のタイトルの元ネタは、今から
30年以上も昔に、SONYのビデオテープのCМ
で、嫌っちゅうほど流れていた
「オーバーナイト・サクセス」です

知らない人がタイトルだけ聞くと、生理用品か
何かの商品名と勘違いされそうですが(しねーよ)
80年代を共に過ごした世代の方々は
「あーあー、あれな!知ってる知ってる!」
と、なること間違いなしの懐かCMなのです

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この曲がバックに流れるわずか90秒間に、
未来を夢見る若者の情熱や憧れが描かれていて
ワタクシとしては
「良かった…病気の子供はいないんだ」の
の次くらいに、今も大好きなCMです

あのころ・・・

このCMを見ながら、漠然と自分の未来に
想いを馳せて、希望を抱いたものですが、
まさか、まさかこんなルンペンみたいな末路を
辿ってしまっていたとは・・・
ホントに、タイムマシンに乗って30年前の自分
に警告してやりたい気持ちでいっぱいです。

・・・でも

・・・もし

もしも、

容姿にも才能にも恵まれて、若くして夢を実現
し、綺麗な嫁さんと結婚して、全てに成功を
収めたいわゆる「勝ち組」だけど、ニャアコと
出会えないまま一生を終わる「幸せな人生」か、

それとも

何の取り柄もないままドイヒーな容姿で無駄に
何十年も生きて、他人に騙され、利用され、
尻拭いばかりさせられた挙句に、気が付けば
ルンペンみたいに落ちぶれたけれど、40過ぎて
ニャアコと出会えた、今の(ささやかすぎるけど)
幸せな人生か・・・

じゃあ、お前、どっちがいいんだよ?と
聞かれたら・・・

そりゃあアナタ、もちろん!

もちろん!

もちろん・・・

もちろん

もち・・

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「聞こえないわよ」


お・し・まい ♪

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6年後の、時には母に甘える仔猫のように [猫]

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日本海をすぐ間近に臨む集落にある猫屋敷

引っ越しによる借家の立ち退きで、離れ離れに
暮らさざるを得なくなってしまったニャアコ達
が、ここにお世話になってから、早いもので
1年が過ぎた。

海へと続く長い川の土手沿いを、車で走ること
数十分、到着して車から降りて玄関を開けると
既にニャアコと、孫のタマスケ、チビ太が
いつも出迎えてくれている。

履いてるツッカケを脱いで家にあがると、
ニャアコがまるで誘導するかのように前を歩き
廊下から畳の部屋に入った瞬間、いきなり
滑り込むように寝そべって、伸びをしながら
「遅かったじゃないの、さ、撫でて頂戴 [黒ハート]
と言わんばかりに流し目で催促してくる。

で、ニャアコにモフモフしたりコチョコチョ
したりしてると、無関心を装う振りをしながら
後からついてきてた最年少のチビ太 (去勢済)
が、わざと至近距離でバタッと直角に倒れて
ニャアコと同じ、伸びのポーズをとりながら
「ねーねー、それ僕にもやってよ」と、目で
訴えかけてくる。
その、ねだり方があまりにも可愛くて
「お前はオモロいやっちゃの~」と爆笑しな
がら、お腹を撫でてやると今度はニャアコが
「ちょっとアナタまだ終わってないでしょ」
と起き上がって、最初と同じように目の前で
滑り込むように寝そべりつつ流し目で訴える。
「ガハハハハハハハ、わりぃわりぃ」
そう言って再びニャアコを構うと、今度は
またチビ太がムクッと起き上がって目の前で
バタッと倒れて・・・と、この繰り返しが
3回ほど続く。

ああ、この瞬間こそが、今のイロドリの唯一、
心休まる至福のひと時なのだ。

6年間、寝食を共にした後、一緒に暮らせなく
なったこの1年で、ニャアコはものすごく
甘えるようになった。
猫屋敷に到着したら玄関で出迎えてくれるのは
勿論のこと、行く先々についてきては、先回り
して寝転がり、チューやモフモフをせがむ。
二階に上がれば猛ダッシュで私よりも早く駆け
上がり、一階に下りればソロリソロリと慎重に
追いかけてくる。
その姿は今から6年前に書いた記事、
「時には母に甘える仔猫のように」の様子と
そっくりだった。奇しくもこの前・中・後編を
書いたのも6年前の5月・・・

あの時は、たまたま機嫌が良かったのか(笑)
それとも猫特有の気まぐれだったのか、その後
あんまり極端に甘えてくるような素振りは
なかったが、今は違う。
もう毎日が下にも置かないくらいの熱烈歓迎
ぶりなのだ。

カテゴリー「ONE MORE NIGHT」のネタの時
などは、演出上、未だにツンデレキャラを
演じてもらっているが、実のところ現在はもう
ツンデレどころか、娘や孫が近くにいても
お構いなしの「デレデレ」なのだ。
それは6年間の信頼関係がなせるわざなのか、
それとも一日にわずか数時間しか会えない
寂しさの故か・・・

しかし本来ならここまで相思相愛(笑)ならば
嬉しくて仕方がないはずだが、手放しで喜べ
ないだけでなく、逆に寂しささえ感じる時が
ある。

なぜなら

この1年で、目に見えてニャアコに老いの兆し
が顕著になってきているからだ。

生きている以上、生老病死は避けて通れない…
とはわかっていても、やはり理屈ではどうにも
納得出来ないものがある。

まあ、そんな事を言ってても仕方がないので、
限りある命を、感謝で毎日一生懸命に生きて
願わくばニャアコと、さほど時間差のない程度
に天に召されたいものだが、こればっかりは
どうしようもないだろうなあ。

…とか言いながら「旅猫リポート」みたいに
私の方が先に居なくならないとも限らないん
だけどね(笑)


ニャアコと孫娘ラヴ

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ラヴとタマスケ

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昔からイロドリのチ〇チ〇の上がお気に入りの
謎の美少女猫
「そうそう、なんか落ち着くのよねえ…って
 アホか」

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証拠写真

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冗談はさておき、今回のタイトルの元ネタ
「時には母に甘える仔猫のように」は、
何を隠そう、この「手の折れた招き猫」の
ブログに、半年目にして初めて「nice!」が
付いたという記念すべきちょうど6年前の5月
の記事でした。
それまで書けども書けども何の反応もなかった
このブログに、初めてnice「1」が付いていた
時の感動は、その時に同時に読者登録までして
下さったということもあり、6年経った今でも
鮮明に覚えています。
言ってみれば当ブログの恩人の1人でもある
ちろる さんですが、残念ながら5年前から
記事の更新が止まっています。
いつかまた、お礼を言う日が来ますように。

イロドリウサギ&ニャアコ







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ニャアコ、童心にかえる [猫]

今年の5月からニャアコ達がお世話になってる猫屋敷、
一緒に寝食を共に出来ないという致命的な寂しさと、
車で片道20分かかるという不便さはあるのだが、雨風
が凌げ、家の持ち主であるウチの職場のおばちゃんが
仕事帰りに様子を見に寄ってくれたり、休みの日には
孫を連れて猫たちの相手をしてくれたりと、ホントに
至れり尽くせりで、感謝してもしきれない。

もともと長い間、誰も住んでいない、物置代わりの
空き家状態で、電気・ガス・水道のライフラインも
全て絶たれていているうえに昨年秋の地震により、
場所によっては屋根の瓦が落ちて雨漏りがしたり、
壁が崩れて中に入れなくなった部屋もあったりする
が、猫たちだけが暮らしてゆく分には充分すぎる広さ
である。

この、引っ越しによる新生活の中で、良い面での
変化が2つあった。

1つは、ニャアコの肉付きが良くなったこと
もう1つは、チーの脱腸癖が治まってること

特にチーの脱腸は完全に慢性化していて、たびたび
病院のお世話になっており、酷い時などは治療して
もらった後、様子見を兼ねて3日ほど入院して、
再発の恐れが無さそうだったので、安心して連れて
帰った5分後くらいに、尻から真っ赤な腸が
ぶら下がってるのを見た時はショックで倒れそうに
なった。
この先もずっとこんな感じで病院通いが続くのか
と不安だったが、引っ越してからこの5か月間、
一度も症状が出ていないので、願わくばこのまま
完治してほしい、と祈るような思いである。

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写真は、童心にかえってオモチャで遊ぶニャアコ

何故かこのオモチャが妙にお気に入りで、子や孫が
横から触ろうものなら乱闘にも発展しかねないほど
ご執心である。
さらにはチーや謎の美少女猫にちょっかい出して
追いかけまわしたりと、童心にかえるというより
幼児退行現象を起こしてるのでは!?と、ちょっと
心配になるくらいお茶目なハッスルばあちゃん化
している (時もある) のだ。

なにはともあれ、それぞれ元気そうで一安心である。
どうかこれからもずっと、元気で長生きしておくれよ。

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孫もちょっと引きぎみというね(笑)

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ジーーーッ・・・ [猫]

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謎の美少女猫

ニルス

ニャアコ

・・・一体ナニを見てるんでしょうか(笑)


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ヤホーのニュースより↑
「ネコミミ兜の、リアル猫侍と鎧を着た猫」
コレ考えて描ける人って只者じゃないですね(笑)

おいおい、ちょっとキミ・・・ [猫]

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長女の学校の教科書や参考書を蹴落とし、
ブックスタンドを占領する「謎の美少女猫」

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だんだん眠くなる・・・

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寝た

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翌日は更に大胆に・・・
健康ウォーキングのデューク更家か(笑)

とりあえず、お礼を [猫]

先週の記事でお伝えした、ニャアコの病状のその後ですが、
おかげさまでなんとか今のところ治まってくれてるようです。

2週間前の夜、突然、咳が止まらなくなり、朝になるのを
待ってすぐに動物病院に連れて行きました。

その日は本来なら先生が狂犬病の勉強会だかに出席しないと
いけないので午前中は休診になってたのですが、わざわざ
出発前に時間を割いて診て下さいました。
もともと休診だったので助手の方は来ておらず、レントゲン
を撮るのを手伝うという貴重な経験もしたのですが、
とりあえず薬をもらって一週間様子を見てると、咳が
止まった代わりに今度はクシャミと目ヤニ、鼻水が酷く
なり、先週、本当なら最初に処方してもらうはずだった
別のちょっと強めの薬を出してもらって、ようやく
快方に向かうことが出来ました。

さすがにニャアコも高齢の域に入っており、ちょっと
お疲れ気味で全快とまでは言えませんが、なんとか
一安心しております。

yes_hamaさんをはじめ、心配して下さった皆様、
どうもありがとうございました。

まずはお礼まで。 

夜中に書いたラブレター [猫]

最初に・・・
紛らわしいタイトルをつけてますが、恋愛モノとは
全く無関係なつまらない話が延々と続きます。
タイトルを見てソッチ系の話を期待した方は、猛烈に
時間の無駄になりますんで、今の内ここでUターンして
くださーい (^^♪


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では、あらためまして。

前回の記事で書いた、おはぎ4姉弟・チーの避妊手術は
別格として、この2月にはイロドリにとって譲れない戦いが
控えていた。

バレンタインか?

否、この40半ばの禿げた小汚いおっさんに、チョコレート
を贈ってくれる物好きなど存在しない。

NFLのスーパーボウルか?

否、確かに2001年からニワカNFLファンとして、毎年
スーパーボウルは楽しみにしており、今年は特に50回目の
記念大会であり、応援しているカロライナ・パンサーズが
「13年ぶりに初優勝を賭けて2度目の挑戦!」だったので
非常に期待していたが、それよりももっと個人的で、低い
次元の「譲れない戦い」が待ち受けていたのだ。
※ちなみにスーパーボウルの結果はパンサーズの負けw

果たしてそれは・・・

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雑誌「猫びより」3月号
猫へのラブレターコンテストの結果発表である!

この「猫びより」という雑誌は毎年2月22日の猫の日に
ちなんで、「猫への○○」という企画を開催しており、
私、イロドリは3年前の「猫への表彰状」コンテストで
「猫びより賞」なる賞を頂いていた (商品は図書カード)

で、2年前は確か猫の写真コンテストでデジカメで撮った
サエない写真をダメもとで投稿したけど全くカスリもせず、
昨年はちょうど締め切り間際に精神的に辛いことがあって
投稿出来ず終い・・・そして3年ぶりの今回、題目は
「猫へのラブレター」
これはいける!満を持しての挑戦だ。

締め切りは昨年の11月30日、原則として400字まで
ということだった。私のニャアコへの想いは、到底
400字では収まり切れないのだが( アホか )、それでも
何とか割愛に割愛して400字詰めの原稿用紙に纏めた。

知恵と愛情の全てを注いで書き上げた「それ」は、
およそここでは紹介出来ないような赤面ものの、まさに
「夜中に書いたラブレター」そのものだったが、結構
自分では気に入ってて、今回は「猫びより賞」より上の
主要5部門を狙える自信もあった。

主要5部門とは、雑誌「猫びより」のスポンサー5社の
それぞれの名前を冠した賞で、各1名づつしか受賞する
ことが出来ず、副賞もスポンサーが提供してるので
豪華である。
私が3年前に頂いた「猫びより賞」も一応、賞には
違いないのだが、若干名(この時は8名) に与えられる
という事と、副賞が500円分の図書カードという事で
どうしても1ランク下の佳作というイメージになって
しまうのだ。

初挑戦の前回はそれでも嬉しかったが、今回は違う。
入賞以外は眼中になかった。そして自信もあった。
そういうわけで、締め切りギリギリに投稿してから
発表のある3月号が発売される今年の2月12日までの
2か月半、本当にもう緊張と楽しみの何とも言えない
毎日が続いた。

おっさん、他に楽しみ無いんか?

と、思われるかもしれないが、はっきり言おう
これ以外に楽しみは無かった。

2月に入ると期待と興奮はピークに達し、遂に発売日の
2月12日を迎えた。
・・・が、ウチの地方は田舎で、月刊誌などは到着が
遅れ、本屋の店頭に雑誌が並ぶのは発売日から1~2日
経ってからなのだ。
翌2月13日、土曜日だったが遅くまで残業しないと
いけなかったので本屋の閉店時間に間に合わなかった
時の為に昼休憩中に本屋へ向かった。
もう、午前中は仕事が手につかないほどのドキドキ
ぶりである。

今宵は入選(休戦)して祝杯をあげる~♪ HEY!

と、年甲斐もなくセカオワの「DORAGON NIGHT」の
替え歌を口ずさみながら車で道中を急ぐイロドリ。
そうなのだ、昨年、締め切りギリギリに応募してからの
この約2か月半、いろいろあった。
水木ロードの記事を書き上げた直後に水木先生が
あっちの世界に行かれ、年が明けてからは高熱で運転
していて自損の自爆事故・・・他にも殆ど辛い事ばかり
だったが、全てはこの「猫へのラブレターコンテスト」
で入選し、ニャアコと喜びを分かち合うための試練に
違いない。はずだ。

この日のヤホーの星占い、我が蟹座は11位と微妙すぎる
順位だったが、書かれている内容は

何かと物事が好調に進む、幸せな一日になりそう。

とのこと。・・・お~完璧やんけ~。
自信を確信に変え、本屋に入り、ペット関連のコーナーへ
問題は一日遅れで今日、発売されてるかどうかだ。

あった!「猫びより3月号」

手に取る。そして発表のあるページを目次で確認し
ページをめくる。

まずは、動物用医薬品を製造・販売している
ゾエティスさんの「ゾエティス賞」!

・・・私ではなかった。

続いて、画家・久下孝史さんのイラストがデザイン
されているブランド、マンハッタナーズさんの
「マンハッタナーズ賞」!

・・・これも違う人だった。

さらに続いて、いなばペットフードさんの
「いなばペットフード賞」!

・・・違う、これも違う人が受賞していた。

その隣のページは、様々な作家の猫商品を扱う
ギャラリー、ゆめ猫 さんの
「ゆめ猫賞」!

・・・ゲーッこれも違った。

主要5部門のうち、あっという間に4部門までが
消えた。
本屋に到着するまでの確信が音を立てて崩れてゆく。
いや、待て、次のページの最後の「ドギーマン賞」は
絶対に私の、ニャアコへの一筆入魂のラブレターが
掲載されてるはずだ。最後の最後に用意された劇的な
結末を信じてページをめくる・・・
頼む~「ドギーマン賞1名・イロドリウサギ様」来い!

せーの、ペラ・・・

「猫びより賞・若干名・イロドリウサギ様」

え?

「猫びより賞・若干名・イロドリウサギ様」

え?

猫びより賞・・・猫びより賞・・・猫びより賞・・・?

何だコレ?

ページを開いた瞬間、右のページの「ドギーマン賞」
よりも先に左のページの、その他5名の方々と共に
小さくあてがわれた「猫びより賞」の枠に、私の
ニャアコへのラブレターが掲載されているのが見えた。

違う、コレじゃない・・・

3年前も本屋で確認し、同じ「猫びより賞」を受賞して
いるのを見た時は嬉しくて、そのままレジに直行した。
そしてレジの店員さんにそのページを見せて
「コレね、私なんですよ~」と教えたくなるぐらいの
感動だった(もちろんそんなマジキチな事はしませんが)
が、今回はあまりの脱力感で、本をそのまま元の場所に
丁重に戻して本屋を出て、そして仕事に戻った。

午前は期待で仕事が手につかず、
午後は失意で仕事が手につかない(笑)
そんな一日だったが、残業を終え家路につく頃には
不思議と悔しさは薄れていた。
とはいえさすがに虚しい気持ちだった。

遅い晩飯をとって寝るために部屋に入ると、ニャアコが
ついてきた。我が家に来て4年が経ち、今は外への脱走
よりも、喧騒を避けて落ち着いて眠ることを楽しみに
しているようだ。


ニャアコ、すまんなぁ・・・入選ちゃうかったわ。
また「猫びより賞」やった。

上等なキャットフードなどの副賞がもらえたら
ニャアコも喜んでくれるだろうと思っていたのだが
今回もそれは叶わなかった。
午後からだいぶん気持ちは持ち直したとはいえ
思わず無念さが顔に出たイロドリを見て
ニャアコは言った。

ふあ~ぁ・・・それは残念だったわねぇ、イロドリちゃん。
でもねぇ、これこそイロドリちゃんがいつも言ってる
「身分相応の幸福」ってやつじゃないの?
その「猫びより賞」っていうのも応募した人全員が
もらえるわけじゃないんでしょ?
他の人達の代表で頂けたのかもしれないんだから
贅沢言ってるとバチが当たるわよ。
目標を高く持つのはいいけど、いつまでも結果に
執着してると何が幸せかわからなくなっちゃうわよ。

猫に幸福論を説かれる40過ぎのおっさん。
ジェダイとして覚醒する前のルーク・スカイウォーカーを
嗜めるヨーダの如きニャアコ。

さ、ご飯も食べたし水も飲んだし、トイレも済ましたし、
もう寝るわよイロドリちゃん。

そう言うとニャアコは布団の中で丸くなって眠り始めた。

そうだった。決して他の人に比べて愛情に満ちた文章とは
言えなかったかもしれないのに、今回も賞に選んで頂けた
というのは本当に有り難いことだった。
落胆するなんてただの自己満もいいところだった。

布団の中で丸くなって眠るニャアコの背中を撫でる。

ゴロゴロ、グルグル・・・

いつも即反応してくれるニャアコだが、今回は

「わかればいいのよ、わかれば。ね。」

と、言ってくれていた。

グルグルグルと応えてくれるニャアコの背中を更に
愛おしく撫でながら、言葉に出来ない幸福感に包まれる。
そうか、これがヤホーの星占いで言っていた
「幸せな一日になる」
って意味だったんだな。

こうして、興奮も落胆も最終的には感謝で締めくくり
イロドリの「幸せな一日」は幕を閉じたのであった。










命の値段 [猫]

先月、「謎の美少女猫」が手術を受けた。

それも、あと少し病院に連れて行くのが遅かったら

命が危なかったくらいの重傷だった。


その日は行きつけの動物病院がたまたま休診日で

最近知った新しい病院に連れて行ったのだが、

他の手術の予約が2~3件あったらしくて、

とりあえず応急処置で様子を見ながら、先生が

夜から夜中にかけて手術してくださった。


おかげさまで無事に一命をとりとめることが

出来たのだが、病院に預けて自宅で待ってる間は

生きた心地がしなかった。



今現在、何事も無かったかのように元気に

過ごせているから書けるのだが、この時の料金が、

かつて見たこともないような金額で、聞いた瞬間に

一気に現実に引き戻されてしまった。

そして、やはり命に責任を持つということは、

こういうことなのだとあらためて実感した。


ただ、地獄に仏というか、不幸中の幸いというか

ここの動物病院はクレジットカードが可能で、

これがもし全額現金払いとかだったらどうなって

いたのかと思うとゾッとする。

さらに幸運だったのは、クレジットカードが

通るだけでなく、金額面でも相当配慮して下さり

初診でありながら夜中の時間外手術だったにも

かかわらず、覚悟していた金額よりかなり助かった。

・・・とは言えやはり聞いた瞬間は現実に

引き戻されたが。


また、先生も誠実な方で、予約のあった手術を

午後から2~3件終わったあとで、当日いきなりの

夜間の手術なのに、ちゃんと始める前と終わった後に

電話で報告して下さった。

まあ、そんなこんなで様々な幸運が重なり、金銭的

にも精神的にも最低限のダメージで済んで感謝

だった。というお話。

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帰ってきてすぐの頃
他の猫たちに傷口を舐められないよう隔離
してたので不安そうです。

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カラーも取れて先生からのオッケーが出ても
警戒してニャアコたちのもとへ合流しようと
しません。
やたらと甘えて膝の上に乗ってきたりして
このまま以前のように周囲に馴染めず孤立したら
どうしようと心配したりもしましたが・・・

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1~2週間経つとすっかり元の生活に戻り、
私が呼んでも返事もしなくなりました。くそ。
でもヨカッタヨカッタ。


必殺の 0.1秒 [猫]

今回は久しぶりに、おはぎ4姉弟からイーライの話なんかを・・・


我が借家は殆どの部屋が和室なのだが、障子も襖も常に破れだらけで

ニャアコ一家は我がもの顔で家の中を自由自在に闊歩しているという日常

である。


唯一、ドアになってる部屋があって家族の貴重品や猫たちの食料なんかをここに

保管したり、ゆっくり休みたい時の人間様の避難場所になっている。

ニャアコの子供たちも大きくなって兄弟姉妹間で自分の縄張りを確保するのに

家の中はやはり狭いのか、この唯一入れない「開かずの間」に興味津々で、

隙あらば突入する気まんまんなのだが、いかんせん中がもうほとんど物置状態で

奥のほうまで入り込まれると面倒だし、中に居るのを知らずにドアを閉めて

閉じ込めてしまっても大変なので絶対にこの部屋だけは中に入れないように

している。


しかしこの部屋に並々ならぬ執着を持って、ドアが開くのを常に狙ってる奴がいた。

誰あろう我が家の「初代・放尿息子」イーライである。

2年前のある日、まだ今ほど立ち入り禁止の規制が厳しくなかった頃、入ってきた

イーライをすぐに追い出すのはちょっと可愛いそうかなと思い、しばらく部屋に

居させてあげてたのだが、買ったばかりでまだ一度も履いていないズボンに見事に

シッコされていた。

ちょうど夏休みで神戸の実家に預けてた次女を迎えに行く日、出発5分前にその

ズボンを履こうとして発覚して大騒ぎだった。

その後も似たような事が何回かあって、コイツだけは特に要注意として目を光らせて

いたのだが、どうも彼は人一倍・・・いや猫一倍この部屋がお気に入りのようである。


毎回、ドアを開けようとする度に数匹の猫が集ってくるのだが、片手でドアを開けつつ

もう片方の手で猫たちを追っ払うというのは、手が伸びる怪物くんでもない限り無理

なのでどうしても足で「シッ!シッ!」とやらざるをえない。

それで猫たちが一瞬怯んだ隙に、ちょっとだけドアを開けて中に滑り込むのだが

あの怖いもの知らずのニルスでさえ”足シッシッ”の威嚇と、閉まるドアに挟まれる

かも!?という警戒で躊躇するというのに、イーライは全くためらうことなく僅かな隙間

目掛けて「あっ!」という間もなく部屋の中に入ってしまうのだ。

その早業はまさに「必殺の 0.1秒」!

毎回あまりの見事さに、姉や弟を囮にして突入するタイミングを計ってるとしか

思えないくらいである。


で、部屋の中に入るとバタっと直角に倒れ、撫でて~と流し目で訴えるのだ。

結局いつもその可愛さに負けて撫でてやると何とも言えない恍惚の表情・・・

その嬉しそうな顔を眺めながらつくづくコイツは「憎みきれないロクデナシ」

だよなあと呆れてしまうのでありました。
 
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久々にまともな写真で登場のイーライ




憎みきれない ろくでなし [猫]

数日前・・・

妻が買い物に行こうとして、バッグを持ち上げた途端に、中から大量の猫の小便が

零れ出てきてブチ切れていた。

・・・おそらく、イーライの仕業だろう。

昨年の秋に去勢手術を行って、放尿癖が治まるかと期待したが、残念ながら

被害は拡大する一方だった。

ひょっとしたら、双子の弟たちも真似をしてるんじゃないだろうか・・・

バカ兄貴・イーライが弟たちに向かって、

「いいかい?ニルス、レミー、マーキングってのはこうやってやるんだぜ」

と、要らん事を教えながら、そこら中に放尿してる姿を想像して、ちょっと笑って

しまった。

記事を書く気力がないので割愛するが、ホントに色々と大変なバカ息子である。


しかし今まで何回か書いたように、このイーライ、どこか憎めない愛嬌があるのだ。

ニャアコファミリーが我が物顔で縦横無尽に闊歩する我が家の中で、唯一ドアに

なってて入れない四畳半の部屋があるのだが、用事があってそこに入ろうとすると

影のように後からついてきて、ドアが開いた瞬間に私より早く中に滑り込み、

ニ~三歩トコトコと歩いたかと思うといきなりパタッと倒れて「撫でてー[黒ハート]」と無言で

ねだるのだ。

♂ とは思えないその可愛さに負けて擦ってやると、ホントに気持ちよさそうな恍惚の

表情になる。まさに「可愛い悪魔」であり「憎みきれない ろくでなし」である。


「絶対こんなアホな奴に限って最後まで長生きするねんで!ホンマに腹立つ~!」

と、妻はマジ切れしてるが、いつの日か「バカ息子」が「孝行息子」へと成長して

くれることを信じてやまないirodoriusagiなのであった。


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せっかく仲良く寄り添って熟睡してる双子の間にわざわざ割り込み、
頼んでもないのにいきなり毛づくろいし始める「バカ兄貴」・・・


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「もう!なにするんニャー!」
安眠を妨害された怒りの矛先は、なぜかカメラマンのイロドリに・・・
何でやねん!