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真夏の昼の夢 [真夏の特別篇]

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今は閉鎖されてしまった「写真を加工し投稿も
出来る」というインスタグラムの亜流のような
アプリで出会い、4年半にわたってコメント欄で
交流を続けてきた「まだ見ぬ心の友」(と、その
パートナーの女性)と姫路の地で初めて対面した
イロドリ。

3人はさまざまなハプニングやアクシデントに
遭い、予定の時間をかなりオーバーしながらも
何とか世界遺産&国宝の姫路城を登りきったの
だった。

よりによって8月の炎天下、観光客でごった返す
中での「天守閣までとりあえず見てきました」的
レベルの強行軍だったので城の敷地内から離れる
頃にはもうフラフラで会話も少なくなっていた。
本来の計画ならイオンで会った時に変身ニャアコ
を紹介し、一緒に城でも写真を撮ったりするはず
だったが、2人とも全く話を振ってこなかったの
で、ついにカバンから出せないまま姫路城を後に
したのだった。

姫路駅に向かう道すがら、あまりにも暑いので
涼みがてら昼ご飯を食べていこうというで、
みゆき通り商店街の中の、うどん屋さんに入る。

おいおい、キミらホンマに時間大丈夫なんか?

昼飯時からちょっとズレていたので待つことなく
すぐに座れた。
店内の冷房と冷たい麦茶で生き返る~
それぞれが、丼ものと&うどんのセットを注文し
待っている間、隣でスマホをいじっていた ぢゅん
が言った。

「何コレ?ウサギちゃん今日投稿してんじゃん」

どうやらインスタをチェックしていて、この日
イロドリが出発直前と道中の音水湖で撮って投稿
したニャアコの写真を見つけたらしい。

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「ああそれな、今朝来る途中で撮ったんや」

「ちゃっかりしてるなぁ、で、この子、今
 連れてきてるの?」

キターーーーーーーーーーーーーーー(≧◇≦)!

「実は連れて来てんだよ、ジャ~ン♪」

何と!遂に!まさかのうどん屋の中で、変身
ニャアコ登場!イロドリ以外の人間にその姿を
見せるのは初めてである!

カバンの中から恥ずかしげに登場したニャアコ
を、珍しそうにしげしげと眺めていた ぢゅんが
おもむろに・・・

「そうだ、記念に写真撮ろうぜ」

と、いう事で、変身ニャアコを挟んで ぢゅんと
イロドリの奇跡の3ショットである(笑)
この時、シャッターを押してくれてたアミさんの
視線が、あたたかいものだったのか、冷ややかな
ものだったのか、今となっては知る由もない。

ちなみにこの「奇跡の一枚」、ぢゅんのスマホ
だけで写したので、帰って加工したらワシにも
送ってくれと頼んだのに、2ヶ月以上経った今
だに送ってこない(笑)よほどイロドリの顔が
ドイヒーだったので、気を遣ってくれてるのだ
ろうと思って残念ながら諦めた(笑)

それぞれ何を注文したのか忘れてしまったが、
物凄く美味くて3人とも満足したことと、会計は
3人分アミさんが払ってくれたことだけは、この
先も忘れないだろう。

こうして楽しい時間は、あっという間に過ぎ去り
いよいよお別れである。姫路駅から飾磨駅へと
戻り(さすがに帰りは間違えなかったぞw)
イオンの駐車場で名残を惜しみつつ握手で再会を
誓うオッサン2人。
この時のアミさんの、母親のような口調で

「また誘ってやって下さいね」

といった一言が妙に印象的だった。
ぢゅんもまた人づきあいが苦手なのだろう。

今度はいつ会えるだろうか。



そして帰り道・・・

ぢゅん達と別れた後、帰る前にいつもの「聖地」
を訪れたのだが、それでもまだまだ時間的には
早いくらいだったが、猫屋敷にも寄らないと
いけなかったかったので寄り道せずに帰路へ
向かった。

往路は朝の爽やかな風の中、ニャアコと共に
ハイテンションの車中だったが、帰りのBGMは
スピッツの3枚組のベストアルバムである。
だいたい、ヒメジツアーや神戸に帰る時など
長い距離を運転する時は、1枚のCDだとすぐに
終わってしまうので、2枚組とか3枚組の、
ベスト盤や80年代の洋楽のオムニバス盤を借りる
のだが、その3枚の内の1枚に好きな曲が集中
していることが多く、結局3枚の内の1枚だけを
バカみたいに繰り返し繰り返しヘビロテで聴くと
いうのが毎度のお約束だった。

今回のスピッツの3枚組ベストも例外ではなく、
「ルキンフォー」という曲がお気に入りで、これ
ばっかり繰り返し流しては口ずさみながら帰路を
急ぐ。

ルキンフォー めずらしい 生き方でもいいよ
誰にも まねできないないような
燃えカス時代でも まだ燃えそうなこの
モロく強い心 君につなげたい
かないそうな 気がしてる ♪

ルキンフォー = Looking for =さがしている

約半世紀に渡って生きていながら、自分以外の
何者にもなれず、才能にも容姿にも恵まれない
まま、この歳になって今だに自分の行くべき
道をさがし、迷い道クネクネなイロドリには
ピッタリの曲だった。

朝、来た道と逆の方向を走るイロドリ達の前には
デカいトラックが走っていた。
峠の下りの坂道でそのトラックは「ゆずり車線」
に寄ってくれて道をあけてくれた。
追い抜きざまにチラッと横を見ると、何と、朝、
登り坂でも道を譲ってくれた、あの運送会社の
トラックだった。
仕事を終えての帰りなのだろうか・・・

登り坂の時はスピードが出ずに、せっかく譲って
もらっても追い抜くことが出来ず、ノロノロと
後にくっついて行ってしまったが、下りはさすが
にスイスイと好意に甘えて抜かせてもらった。

こんな何気ない偶然さえ、ちょっとした奇跡に
思えるような、夏の午後の優しく気だるい空気の
中、スピッツの曲でさらに感傷的になりながら
(笑)無事に猫屋敷へと辿り着き、猫の姿へと
戻ったニャアコに別れを告げて家に帰り、
こうしてささやかな「真夏の昼の夢」は終わりを
告げたのでありました。


本当は書きたいことも書かないといけないことも
沢山残ってるんですが、一旦終わらせないと
ホントに年を越してしまいそうなので、これで
ダレトクヒメジツアー「真夏の特別篇」は終了
です。

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次回、ちょっとだけエピローグ(笑)



















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