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エピローグ「These Dream」 [ダレトクヒメジツアー2013]

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ビジンダー 「ねえねえ、イロドリちゃん」

イロドリ   「うん?」

ビジンダー 「よかった、ちゃんと返事してくれたね」

イロドリ   「何だよ、”呼んでみただけ~”、か?」

ビジンダー 「違うよ。あのさ、さっきの記事のべテルって、どういう意味なの?

        場所の名前?」

イロドリ   「ああ、あれか。話せば長くなるからチョー簡単に説明するけど、

        人間の世界の聖書っていう本にでてくるヤコブってのがいる

        んだけどな」

ビジンダー 「うん」

イロドリ   「そいつが、本当だったら兄貴が親父から受け継ぐはずだった

        神様の祝福ってやつを母親の入れ知恵で親父を騙して

        奪っちゃうんだよ。そんでブチ切れた兄貴に殺されそうになって

        生れ故郷を離れて、母親の兄のところへと逃げるんだけどな」

ビジンダー 「それは母親が悪いね」

イロドリ   「まあまあそう言うなよ、何か深い意味があるんだろうよ。それで

        その旅の途中のある場所で、石を枕にして野宿してると天から

        梯子が下りてきて、それを天使が上がったり降りたりしてる夢を

        見るんだよ、で、その夢の中に神様が出てきてな・・・」

ビジンダー 「とんでもねぇ、アタシャ神様だよ・・・て言うんだよね」

イロドリ   「言わねえよ。で、神様が出てきて、何とこの盗人で逃亡者の

        はずのヤコブを祝福して、”私は神だ。私が必ずお前を守って

        やるし、必ずお前は故郷に帰れるようになるし、子孫もたくさん

        増えるぞ~”・・・とか言って励ますんだよ」

ビジンダー 「それ、モンスターエンジンのネタでしょ?」

イロドリ   「だからきっと本当は兄貴じゃなくて、もともとヤコブが祝福を

        受ける立場だったっての母親は知ってたんじゃないのかな」

ビジンダー 「可愛そうに兄貴、当て馬もいいトコよね。で、最後どうなるの?」

イロドリ   「まあ、いろいろあったみたいいだけど最終的には仲直りする

        みたいだけどな。で、ヤコブが夢で神と出会った場所が、べテル

        って名付けられたんだよ。ただ、俺はクリスチャンじゃないから、

        まともに聖書なんて読んでなくてウロ覚えで喋ってるんだけ

        なんで、もし嘘言ってたらスマン」

ビジンダー 「よ!知ったか親父!・・・え?で、それがさっきのあの川と、

        なんの関係があるの?」

イロドリ   「いやまあ何て言うかその、俺も20年近く前にあの場所で                                                            
                                      
        似たような体験をだな・・・」

ビジンダー 「え!? イロドリちゃんも 神様とか天使が見えたの? 」

イロドリ   「いや、そんな霊験あらたかな人間だったら、今頃こんな惨めな

        生活してねえよ・・・ただな、あの場所で、まだ幼かった自分の

        子供を残して殉職されたお父さんが、ずっと子供たちを心配

        しながら天国から見守っておられたんだというのを確信する

        ような出来事があってな。たとえ肉体が無くなったとしても、

        きっと人間の心っていうのは、ずっと愛する者のことを見守って

        いるんだって実感したんだ」

ビジンダー 「へー」

イロドリ   「それを通して俺もそうやって、戦死した爺ちゃんやら、いろんな

        ご先祖様から命を受け継いでここにいるんだと思うと、どんな

        サエない人生でも一生懸命に生きないと!って誓ったんだよ。

        で、何十年経ってもその時の気持ちを忘れないための、この

        ヒメジツアーなんだよ」

ビジンダー 「だから閲覧者数が1ケタになっても記事が続けられるんだね」

イロドリ   「さすがに前の記事が閲覧者7人で次の記事書くのは辛いもの

        があったけどな。まあいいんだよ。あ、ちょっと土産買ってくる

        から車の中で待っといてくれ」

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いつもの「ながさわ」で土産を買って戻ってくるイロドリ


イロドリ   「フー、あれから20年か・・・」

ビジンダー 「ん?」

イロドリ   「いや、あれから何か立派なことしてこれたかな・・・なんて、

        ふと思ったりしてさ」

ビジンダー 「どうしたのさ急に、夜空ノムコウの歌詞と、きみまろ さんの

        漫談を足して2で割ったようなこと言い出して」

イロドリ   「何かな、今考えるともうちょっとマシな生き方があったんじゃ

        ないかなって気がしたんだよ。人に騙されたり、いいように

        利用されたり、そんなんばっかりだからなー俺の人生って、

        ま、全部自分の責任なんだけどよ」

ビジンダー 「でも、お母さんはそんなイロドリちゃんが好きだから、この

        家にやって来たんだっていつも言ってるよ」

イロドリ   「ああ、ニャアコとお前たちにはホントに感謝してるよ」


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車は名残を惜しみつつ姫路を離れ家路へと急ぐ


ビジンダー 「これ、キレイな曲だね、何て歌?」

イロドリ   「リチャード・マークスのRight Here Waiting」

ビジンダー 「いいねコレ」


帰りの車の中のBGMは「80年代洋楽集」のバラード盤である


ビジンダー 「・・・イロドリちゃん、あんまり周りに気ばっかり遣ってちゃ

        ダメだよ。家族だっているんだから自分の身体にも気を

        つけなきゃ」

イロドリ   「心配しなくても大丈夫だよ。俺は確かに周囲に気も遣う

        けど、それ以上に周りに気を遣わせる困ったオヤジって

        言われてるんだぜ・・・ん?」


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ビジンダー 「zzz・・・zzz・・・zzz・・・」

イロドリ   「ちぇっ、言うだけ言って寝ちまいやがって。まあ、生意気な

        こと言ってもまだまだ子供だな。でもよく考えてみると、

        生れて間もない頃から今まで、俺の膝の上に乗って寝る

        のってビジンダーだけだもんな。可愛いもんだ」


リチャード・マークスの至高のバラードを子守唄に眠りにつくビジンダー

曲は続いて、ハートの「These Dream」に・・・


イロドリ   「These Dreamか・・・今回の旅にピッタリのタイトルだな。

        あっと言う間の夢みたいな楽しい時間だったぜ。

        ありがとよ ビジンダー」

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晩秋の午後4時半はもう夕暮れに近い。黄金色の秋の空は、町だけ

でなく、時間も、空気も、思い出も、ビジンダーの夢も染め上げて、

ゆっくりと、そしてあっと言う間に去ってゆくのでありました・・・。

お・し・ま・い [黒ハート]


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帰宅後、もとの姿に戻ったビジンダー

グダグダな旅に最後までお付き合い下さった皆様、本当にありがとう

ございました。                  イロドリ&ビジンダー















        
        


        

        



        


べテルの地にて [ダレトクヒメジツアー2013]

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「讃美歌320番」

主よ、みもとに 近づかん 
登る道は 十字架に
ありとも など 悲しむべき
主よ、みもとに 近づかん

さすらう間に 日は暮れ
石の上の 仮寝の
夢にもなお 天を望み
主よ、みもとに 近づかん

主の使いは み空に
通う梯の 上より
招きぬれば いざ登りて
主よ、みもとに 近づかん

目覚めてのち 枕の
石を立てて 恵みを
いよよ切に 称えつつぞ
主よ、みもとに 近づかん

うつし世をば 離れて
天駆ける日 来たらば
いよよ近く みもとに行き
主の御顔を 仰ぎ見ん



そして今年も「大切な場所」へ [ダレトクヒメジツアー2013]

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こうして爽やかすぎる秋晴れのもと、商店街と姫路城周辺を散策し、

またまた後ろ髪をひかれる思いで姫路駅から電車に乗って飾磨駅へ。

(「暖かな秋の日に」の記事を見逃しちゃってる人は、2つ前の記事へ

 GO!)

ただちょっと、気になったのは姫路城周辺に野良猫が多かったこと。

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大きいのから小さいのまで、いろんな種類の猫が出てくる出てくる・・・

よく見てると、いかにもソレ系の(ホームレスっぽい)おっちゃんが、

パンか何かを、ちぎっては投げ与え、ちぎっては自分が食い・・・と

餌付けしていた。

ウチもひょっとしたら近所からこんな感じで見られてるのだろうかと

心配になったり、この猫たちは誰かが責任もってみてるのだろうか

と気になっていたのだが、やはりずっと問題になっていたみたいで、

12月20日付けのニュースで、姫路城の野良猫100匹が一斉に

去勢・避妊手術へという記事があった。

あの時見た猫たちも、ちゃんと手術してもらって元気に暮らしている

だろうか・・・


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これは飾磨駅から車を停めてあるイオンに歩いて戻る途中の一枚

晩秋のセンチな空気は、何気ない町並みですら愛しく感じさせます。


そして、イロドリとビジンダーを乗せた車はいよいよ旅の目的地へ。

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ここは姫路を流れる、とある川(とある、という名の川ではありません)

車をマックスバリューの駐車場に停め、川沿いの土手を歩く2人

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イロドリ   「自分で言うのもナンだが、この写真はちょっと酷いな」

ビジンダー 「ん~何か5歳くらいの子が生れて初めて触ったカメラで

        撮りました・・・みたいな。イロドリちゃん、部屋の箪笥の

        裏にあるアクションカメラっていう本見て写真の撮り方

        勉強したらいいんじゃないの?」

イロドリ   「・・・それエロ本だよ。ってか、いつの雑誌だよ」


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で、取り直したのがコレ。あんまり変らない。


土手を歩いていると、またまた猫が・・・

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結構、人懐こい [黒ハート]

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バイバイ、またね。

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ビジンダー 「お母さんも去年ここに来たんだねー」

イロドリ   「ここは、俺の大事な友達のお父さんが昔、殉職

        された川でな。ま、言っても赤の他人だし、俺が

        その友達に出会う遥か前の話なんだけど、20年ほど

        前に、そこの慰霊碑を通してちょっとした出来事が

        あってな、それ以来ここは俺にとって大切な場所に

        なったんだ。で、姫路を離れてからはこうして

        1年に1回、この時期にお墓参り代わりに、手を

        合わせに来てるんだよ」

ビジンダー 「へー、そうなんだ」


気がつけば時刻はもう午後3時半、秋の夕方特有の黄金色の

空気に包まれながら、この景色を心に焼き付けて駐車場へと

戻る2人。今年のダレトクヒメジツアーも、そろそろ終わりの時間が

きたようです。


つ・づ・く (まだ、あと2回あるよ)







暖かな秋の日に [ダレトクヒメジツアー2013]

ビジンダー 「ふあ~ぁ、よく寝た。あ、もう着いたの?」

イロドリ   「着いたの?じゃねえよ。親子揃って同じネタやりやがって」

ビジンダー 「ニャハハ、あんまりいいお天気だったんでついウトウトと・・・」

イロドリ   「まあ、別にいいんだけど。それにしてもいい天気だよなあ」

ビジンダー 「でしょ?」

イロドリ   「う~、ええ天気すぎる!あと40日くらいで今年が終わるとは

        思えん暖かさだな。今、何時だ?12時前?よし、せっかく

        だからブラっと姫路城の近くまで行ってみるか」

ビジンダー 「本当?嬉しー!」

イロドリ   「言っとくけど城の近くに行くだけだからな」


姫路城近辺の有料駐車場に停めるのは、もったいないし面倒という事で、

イオンに車を停めて、近くの飾磨駅まで歩いて行き、そこから電車に乗る

という、逆に信じられないくらい面倒な方法で姫路駅に到着。

来年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」の舞台の1つでもあるということで、

駅周辺も盛り上がっております。


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なんと!「みゆき通り」のアーケードが!

これってひょっとして全部取っ払われてしまうんだろうか?

今どうなってんのかな?


イロドリ   「半年くらい前にニャアコと来た時もホントは城まで行きた

        かったんだけどな、雨がザザ降りで、どっこも行けなかった
    
        んだよ。今日はまさかここまで晴れるとはな」

ビジンダー 「ラッキー [黒ハート]得した気分~♪」


商店街の店を冷かしで覗いてまわったり、店の前で来年の年賀状を

声を嗄らしながら売ってるお姉ちゃんが気の毒で2枚だけ買ってあげたり、

と、6年間で何百回と通った懐かしの商店街を縦断し、ようやく姫路城へ


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無知とは怖ろしいもので、この「天空の白鷺」という、姫路城の工事見学

施設の存在をまったく知らず、最初見たとき単なるマンションか何かが

姫路城を覆い隠しいてるのかと勘違いして勝手にブチ切れてました。


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橋の名前が切れてる写真を平気で使うという無神経さ・・・

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もともと大河ドラマの舞台になる前から既に日本の誇る「世界文化遺産」

ということや、折からの歴史ブームでいつも賑わってましたが、この

「天空の白鷺」の施設の終了が近づいてきてるということもあり、平日の

真昼間なのに観光客でいっぱいでした。


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ビジンダー 「ねえねえイロドリちゃん、写真撮ってよ」

イロドリ   「無理」

ビジンダー 「なんでぇ~」

イロドリ   「周り見てみろ、どこも人でいっぱいじゃねえか」

ビジンダー 「も~!いいじゃんかー、せっかく来てるのに~!

        あ!ねえねえ、なんかあの辺、誰もいないよ?」


ビジンダーが指さした先は・・・

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イロドリ   「ホンマや、何でこんなに目と鼻の先にあるのに

        誰も居ないんだ?何か罠の匂いがする・・・」

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ビジンダー 「ビジンダーでございま~す [黒ハート]テケテン♪

        おさかな咥えたクロネコ~♪・・・」

イロドリ   「コラ!勝手にポーズとってんじゃねーよ」


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イロドリ   「さ、写真も撮ったし、いよいよ目的地へ移動するぜ」

ビジンダー 「今度来た時はお城に登ろうね」

イロドリ   「死んでまうわ」


こうして、またまた後ろ髪をひかれる思いで姫路城を後にし、いよいよ

旅の目的地、イロドリウサギにとっては世界文化遺産よりも

「大切な場所」へと向かうのでありました。


つ・づ・く [黒ハート]



グダグダ道中記 2013 [ダレトクヒメジツアー2013]

曲がりくねった峠道を登りきり、トンネルを抜けるとそこは・・・

いつも休憩する「流しそうめん処」が。


ビジンダー 「期待持たせたわりには、いつもと同じなんじゃん」

イロドリ   「いや、峠にかかる前の電光掲示板に、凍結のおそれあり

        って書いてたから、トンネル抜けてツルツルだったら

        どうしようってビビってたんだけど何もなくて良かったよ」

ビジンダー 「こんなトコで事故ったら大変だもんね」

イロドリ   「ま、とりあえず記念に1枚撮っとこう」

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イロドリ   「イイ感じイイ感じ、流しそうめん屋の若女将とか、メイド

        流しそうめんって雰囲気だな」

ビジンダー 「どんなシチュエーションなのよ。それに全然ボヤけてて

        ”イモトをさがせ!”みたいになってるじゃんか~」

イロドリ   「しかし、ここの流しそうめん、やってるとこみたことない

        んだよなー。一度食べてみたいけどな」


そしてさらに進むと、これまたお馴染みのダムが出現

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音水湖(引原ダム)です。カヌーで有名だそうです。


ビジンダー 「う~ん、なんかこう、ピントがズレてるっていうか・・・」

イロドリ   「素人が安物のデジカメで撮ってるんだからカタイこと

        言うなよ」

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イロドリ   「・・・ってちゃっかり写ってんじゃねえよ!」


音水湖の美しさに心を奪われるも、後ろ髪をひかれる思いで出発

向かう先には

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道の駅「はが」

去年も書きましたが、ここがちょうど鳥取と姫路の中間点です

更に進むと・・・

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道の駅「みなみ波賀」

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去年ここの焼きたてのパンを食べ損ねて、今年の春のツアーで

食べようと思ってたらまさかの定休日!

で、三度目の正直で今回ようやく食べることができました。

キノコのシチューなんとかっていうパンと、リンゴのなんとかって

いう(オイ!)のを食べて、おいしかったので写真に撮って宣伝

しようと思ってたんですが、ダンボールの上に載せて撮った

写真はホームレスの食事みたいな感じになってしまって、宣伝

どころか営業妨害になっちゃうわよ!というビジンダーの忠告

に従って今回は自粛させていただきました

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お地蔵さんにこれからの無事を願いつつ出発・・・


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どんどん先を進み、道の駅「一宮」に着く頃にはすっかり町なか

って雰囲気の賑わいに・・・


ビジンダー 「車が多くなってきたね」

イロドリ   「この一宮まで来るといよいよあと少しだぜ」


しかし数分後、痛恨のミステイクが!


イロドリ   「・・・あれ?」

ビジンダー 「どしたの?」

イロドリ   「最後の道の駅の山崎、通り過ぎちゃった・・・」

ビジンダー 「え?でもそれっぽいの見えなかったけど」

イロドリ   「だよなあ、ま、しゃあない。帰りに寄るか・・・って

        今何時だ?え?11時すぎ?うわっもう昼やんけ、

        急げ!」

ビジンダー 「安全運転でね」


焦る気持ちを抑えつつ安全運転で最後の道のりを急ぐ

イロドリとビジンダー。

そしていよいよ・・・


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注:この写真は去年の使いまわしです

姫路に到着~!!


イロドリ   「よし!何とか無事に辿り着いたぜ!ここが

        俺の心の故郷・姫路だ!お疲れだったな、

        ビジンダー!」

ビジンダー 「zzz・・・zzz・・・」

イロドリ   「2年連続、親子で同じオチかよ・・・」


つ・づ・く [黒ハート]







THE REFLEX [ダレトクヒメジツアー2013]

ビジンダー 「チャララララララララ・・・♪」

イロドリ   「ザ・リフレックス」

ビジンダー 「チャララ・・・♪」

イロドリ   「ザ・リフレックス」

ビジンダー 「チャララ・・・」

イロドリ   「ザ・リフレックス」

2人で    「フレッフレッフレッフレッフレックス!」

イロドリ   「いや~いいねえ、デュラン・デュランは」

ビジンダー 「・・・英語の歌詞は歌わないんだね」

イロドリ   「英検4級なんだ。ツッコミ無用で頼む !!

        なーんちゃって」


朝焼けの日本海を眺めつつ車を走らせる2人。

BGM は前日TSUTAYAで借りておいた2枚組の「80年代の洋楽集」。

1枚目はノリの良いポップなナンバー、2枚目はしっとり聴かせる

バラードという構成なのだが、この1枚目の選曲がモーレツに素晴しく、

1曲目の、デュラン・デュラン「ザ・リフレックス」から20曲目の

リマール「ネバーエンディングストーリーのテーマ」まで懐かしの名曲

ばかり。昔、カセットテープのCMで嫌と言うほど流れてた、ワム!の

「フリーダム」、ウォーターワックス、ウォータワックス♪の替え歌が

記憶に新しい、今は亡きファルコ「ロックミーアマデウス」、当ブログ

でもおなじみ(笑)フィル・コリンズのジェネシス「インビジブルタッチ」、

中学生の冬休み、お年玉でアルバムを買ったカルチャークラブの

代表曲「カーマは気まぐれ」、他にも、「君の瞳に恋してる」とか

ドモアリガトーミスターロボット~♪等など殆どハズレなし!

ちょうど80年代がそのまま中学・高校・社会人1~2年めと多感な

時期だったイロドリにとっては、彦麻呂さんじゃなくても思わず

「宝石箱や~」と言いたくなる珠玉の一枚で、これから向かう

姫路で過ごした期間とはややズレがあるものの、テンションは

鰻上りに上昇するのでありました。


出勤ラッシュの渋滞の列を離れ、峠へ向かう道を進むと、

行き交う車もまばらになって、のんびりドライブ。

去り行く秋の美しさを目に焼き付けるように車を走らせる。

そして・・・

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ダレトクヒメジツアー、最初の道の駅「はっとう」に到着。


イロドリ   「よし、ちょっと休憩して、この上の公園で写真撮って

        やるよ」

ビジンダー 「わーい」


駐車場から階段を上り公園へ


イロドリ   「うーん・・・」

ビジンダー 「どうしたの?」

イロドリ   「いや、去年ニャアコを撮ったベンチで今回も撮りた

        かったんだけどな、下の駐車場から丸見えで、

        さっきから軽トラで休憩してるおっちゃんたちが、

        ずーっとこっち見てるんだよ」

ビジンダー 「別にいいじゃん」

イロドリ   「よかねえよ。とりあえずそこの木のところにしよう」

ビジンダー 「もう、ホント小心者なんだから!」


・・・で、記念すべき最初の外写真がコレ

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イロドリ   「・・・微妙だな」

ビジンダー 「・・・微妙だね」

イロドリ   「まあ今日一日何十枚か撮ってたら一枚くらいは

        奇跡的にまともなのも撮れるだろ」

ビジンダー 「どんな確率なのよ」

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ちなみに去年のニャアコの写真はコレ
たいして変らんか・・・

道の駅「はっとう」を後にし、先に進むと・・・

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今度は道の駅「若桜」

この時、たぶん午前9時頃で、気温は5度。


ビジンダー 「でも、いいお天気になって良かったねー」

イロドリ   「ホントホント。途中ちょっと曇りかけて今回も

        ヤバいかなと思ったけど快晴だな。天晴れだ!」

ビジンダー 「山とか川とかすごいキレイだね~」

イロドリ   「今年はホントに稀に見る悲惨な1年でな、

        海にも行けなかったし、花火もしなかったし、

        貧者のディズニーランドこと、境港の水木ロードも

楽しみにしてたのに、結局行けずじまいだったからな。

        1年の締めくくりのヒメジツアーだけはどうしても

        行っておきたかったんだよ。天気も良くて最高だな」

ビジンダー 「今回もいい思い出になったらいいねー」


日本の晩秋の美しさを堪能しながら更に車は走る

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オートマの軽四でゼイゼイいいながら、曲がりくねった峠を登り

トンネルを抜けるとそこは・・・


つ・づ・く [黒ハート]


        

        

        





休日も働け イロドリウサギ [ダレトクヒメジツアー2013]

イロドリ   「う~ん、しかしよりによって出発当日の星占いが最下位とは。

        しかも何やねん、このケタクソ悪い暗示は!こういう占いって  
                          
        良いことは当たらないのに、悪いことは結構な確立で的中

        しやがるんだよな~チクショーめ」

ビジンダー 「だったら最初から見なかったらいいのに・・・」

イロドリ   「まあ今更どうこう言ってもしゃあない、俺は敢えて運命に挑戦して

        切り開いてみせるぜ!よし、出発だー!」

ビジンダー 「よ!チャレンジャー!」


非常に幸先の悪い星占いの結果の動揺を振り払うように、出発する2人。

時刻は午前5時50分。外はまだ真っ暗である。


5分後・・・いつもの仕事先の病院の駐車場に車を停めるイロドリ。


イロドリ   「ビジンダー、悪いけど1時間ほど、ここで車ん中でお利巧に

        しといてくれるか」

ビジンダー 「え?何?ここどこ?」

イロドリ   「ちょっと今から外科と内科と眼科の掃除をしてくるから」

ビジンダー 「え?イロドリちゃん、今日仕事休みなんじゃないの?」

イロドリ   「今日のメンバーだとちょっとキビシくて時間内に間に合わないから

        俺が手伝ってやらないと終わらないんだよ。とりあえず、その

        ダンボールに入って隠れといてくれ、間違ってもその姿で運転席

        とか助手席に座るんじゃないぞ、頼んだぜ」


そう言い残し、仕事場へ消えてゆくイロドリ・・・

そしてちょうど1時間後・・・


イロドリ   「いやー、お待たせお待たせ。すまんかったな」

ビジンダー 「大変だねー・・・」

イロドリ   「いやいやホント大変なんだよ、こんなデカイ総合病院の掃除を

        10数人のパートのおばちゃん使って俺1人で責任もってやりくり

        しながら現場を守ってるのにボーナスはおろか、毎月の責任者

        手当てすら出ないんだぜ、有り得んだろ?こんなブラック会社

        もう、いっそのこと潰れてくれたら転職しやすいんだけどな~」

ビジンダー 「なんか、ここまでくると可愛そうだとか、経営がおかしいとかって

        いうより、真面目にやってるイロドリちゃんのほうがバカに見えて

        くるから不思議だよね」

イロドリ   「だろ?でもな、会社はクソだし仕事はキツイんだけど、悪いこと

        ばかりじゃないんだよ。いつも、デイサービスの掃除の時に

        俺に笑顔で手を振ってくれる車椅子のおじいちゃん居るんだけど
 
        別に俺が何かしてあげてるわけじゃないのに本当に嬉しそうに

        手を振ってくれてな。俺が気付かずに掃除してると、わざわざ

        後から俺の尻を突付いて呼んでまでニコニコしてくれるんだよ。

        それに看護部長は今も月イチでコーヒーごちそうしてくれて、

        労ってくれるしな。この前も、”いつも病院をキレイにしてくれて

        本当に感謝してるのよ”って言ってブロッコリーくれたし」

ビジンダー 「へー、すごいね」

イロドリ   「掃き溜めみたいな環境にいると、ちょっとした労りの言葉が

        すごく嬉しかったり、何気ない気遣いがすごく有難かったり

        するんだよ。・・・まあ確かにカネは欲しいけどよ」

ビジンダー 「人間ってフクザツな生き物だよねー」

イロドリ   「それ、ニャアコも言ってたぜ。さ、イイ感じで夜も明けてきたし、

        これからいよいよホントの出発だー!」

ビジンダー 「ニャッホー!レッツゴーーーーー!」

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時刻はこの時、午前7時すぎ。ひと仕事終えた病院を後にして、ようやく

本格的に出発する2人であった。


そして車を走らせること約30分・・・

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イロドリ   「ちぇっ、やっぱり通勤ラッシュの渋滞にまきこまれちゃったな。

        これが嫌だからわざわざ朝早くに家を出たのによ」

ビジンダー 「慌てない慌てない」

イロドリ   「そうだよな、さっきの仕事もそうだけど、出発前の占いが最悪

        だったおかげで、かえって掃除も慎重になったからな。

        そう考えると悪い結果でも、そうならないように気をつけるって

        意味じゃあ役に立つよな」

ビジンダー 「よ!ポジティブシンキング!・・・あ、そうだ、ひとつイロドリ

        ちゃんに聞かないといけないことがあったんだよ」

イロドリ   「何だよ」

ビジンダー 「姫路に何しに行くんだっけ?」

イロドリ   「・・・目的も知らずに連れて行けって言ってたのかよ」

ビジンダー 「だって、いっつもお母さん楽しそうだったから」

イロドリ   「うん、確かに去年のヒメジツアーはいい思い出だけどな、

        一応、去年の記事でニャアコにも説明してるんだが、コレ、

        またお前に説明せなアカンのか?」

ビジンダー 「このブログの去年の記事を知ってる人なんて誰もいないん

        だから、YOU 説明しちゃいなよ」

イロドリ   「そうだな・・・ってほっとけ!まあ、アレだ、俺にとっての

        第二の故郷みたいなもんで、住んでたのは6年だけだった

        んだけど、その6年のおかげで今の俺がある、みたいな。

        それで1年に1回は必ず行っておきたい”大切な場所”が

        あるんだよ」

ビジンダー 「お母さんも行ったんだよね、楽しみ~ [黒ハート]

イロドリ   「観光で行くわけじゃないから、あんまり期待するなよ」

        
つ・づ・く [黒ハート]





   

        








         

さあ!出発だ!あ、その前に・・・ [ダレトクヒメジツアー2013]

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ビジンダー   「あー暑う、ケープ脱いじゃおーっと」

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イロドリ     「おい、それ脱いだら”黒猫が変身しましたよ”っていう設定が、

          ますますわからなくなっちゃうじゃねえか」

ビジンダー   「へーきへーき、服も黒っぽいし顔もちょっと面影があるでしょ?」

イロドリ     「ねーよ・・・ってか怖いよ!怪奇大作戦に出てきた青い血の女

          の人形かと思ったぞ。夜道で見たら俺でも泣くわ」

ビジンダー   「もう!何でレディにそんな失礼なことばっかり言うんだよ」

イロドリ     「しかし、ニャアコの時といい、今回といい変身の原理が全く

          語られずに話が進むってすごいよな、そういや何でニャアコは

          今回、一緒に行かないんだ?」

ビジンダー   「なんか今年は2回もエライ目に遭ったから今回は遠慮しとくわ、

          だってさ」

イロドリ     「ガハハハハハ、そうだったそうだった。でもな、振り返って

          みれば、あれはあれでいい思い出になってるんだけどな。

          (「雨あがりの夜空に」と「知らない場所へ帰りたい」の

          記事を見てね [黒ハート])まあいいや、後部座席にお前ら2人が

          座ってる姿はどう見たって職務質問モノだからな」

ビジンダー   「どういう意味よ!」


[車(セダン)]そんなこんなで出発当日[車(セダン)]

イロドリ     「さて、と、そろそろ出発するか。あ、その前に」

ビジンダー   「どうしたの?」

イロドリ     「ちょっと出発に備えて今日の運勢を見とこうと思ってな。

          えーっと蟹座、蟹座と・・・」


エンジンを温めてる間、車の中でケータイの「ヤホー12星座運勢ランキング」

を見るイロドリ。彼は蟹座であった。


イロドリ     「えーなになに、1位・さそり座・・・2位・おひつじ座・・・」


3位、4位、5位・・・と順位を追ってゆくも、なかなか「かに座」が出てこない、

画面をスクロールする指にも緊張が走る・・・


イロドリ     「7位・おとめ座・・・う~さすがにここまで出てこないと、

          ヤな予感が胸をよぎるぜ・・・」

ビジンダー   「冷静になれよ~、ミ・アミーゴ ♪」


そして・・・


イロドリ     「10位・しし座、11位・やぎ座、12位・かに座・・・」

ビジンダー   「12位・かに座」

イロドリ     「ちぇッ、マジかよ、これから出発って時に縁起悪いなぁ、

          しかも何だよコレ、”楽しみにしていた計画が中止に

          なるような出来事が起こる可能性も・・・”って、オイ!

          どない思っとんねんヤホー!

          どない思っとんねんヤホーーーーーーー!!!」

ビジンダー   「イロドリちゃん、コレ、”ヤホー”じゃなくて”ヤフー”だよ」



果たして彼らは無事に出発出来るのでありましょうか、それは次回の

講釈で。

つ・づ・く [黒ハート]



          

          

第282話 「続・変身」 [ダレトクヒメジツアー2013]

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2013年11月某日、@イロドリ家

ビジンダー  「ねえねえ、イロドリちゃん」

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イロドリ    「あ?」

ビジンダー  「もう!何でそんなに面倒くさそうに返事するんだよー

         感じ悪いなー」

イロドリ    「悪ィ悪ィ、最近ちょっと疲れがとれなくてよ」

ビジンダー  「YOU、もう辞めちゃいなよ、そんな仕事・・・

         しまいに身体壊しちゃうよー」

イロドリ    「ジャニーさん、気持ちは嬉しいけど辞めてウチの家族と

         お前たち養えるんだったら、とっくの昔に辞めてるよ、

         あんなド底辺の腐れブラック会社。で、何だよ、飯か?」

ビジンダー  「違うよ、あのね、ちょっとお願いがあるんだけど[黒ハート]

イロドリ    「ダメ」

ビジンダー  「ええ!? まだ何も言ってないじゃんか!」

イロドリ    「聞かなくても”お願い”って言ってる時点で絶対ロクな

         ことじゃないだろうからな。どうせ俺には1円の得にも

         ならんことだろうし」

ビジンダー  「ひどーい!いつもイロドリちゃんの心配してあげてるのに

         お願いが何かぐらい聞いてくれてもいいじゃんかー!

         意地悪!イロドリちゃんなんて大ッ嫌い!バカ!バカ!
       
         ケチ!人間のクズ!えーーーーーーーーーーーん」

イロドリ    「人間のクズてキミ・・・ん~まあ、ビジンダーはこの前も

         俺に優しい言葉をかけてくれたし(「泣いた・・・泣いたよ

         。久しぶりに俺は泣いたんだ。」の記事参照)、

         とりあえず今回は特別に聞いてやってもいいか」

ビジンダー  「ホント?わーい、イロドリちゃん、だーい好き!」

イロドリ    「ゲンキンな奴だなあ、よっぽど変な頼みじゃない限り

         聞いてやるよ。で、何だよ、お願いって」

ビジンダー  「あのね、今度、姫路に行くんでしょ?今回お母さんは

         行かないって言ってるから代わりに私を連れてってよ」

イロドリ    「ダメ」

ビジンダー  「・・・」

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イロドリ    「まあ待て、そんな目で俺を見るな。いいか、よく聞けよ

         簡単に姫路って言ってるけど遠いんだぜ、お前らが

         脱走してウロついてる近所とは、わけが違うんだよ」

ビジンダー  「でも、お母さんいつも行ってるじゃん」

イロドリ    「バカだなあ、ニャアコはいつもついて来る時は変身して

         るんだよ・・・ん?ちょっと待てよ・・・変身・・・変身?

         ・・・まさか!?」

ビジンダー  「フフフ・・・お見せしよう!ショッカーの敵、そして人類の

         味方・・・キュイイ~ン」

イロドリ    「お前ソレ、一文字隼人のパクリだろ」

ビジンダー  「ニャハハ、バレたか、じゃあいくよ、いい?

         エロイムエッサイム~♪ エロイムエッサイム~♪

         我は求め訴えたりぃ~[黒ハート]

イロドリ    「軽い呪文だなあ、ノリが”ももクロ”みたい・・・ん?」

ビジンダー  「うううーーー!ニャーーーーーーーーーーーーーーー!」

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ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・

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ビジンダー  「じゃーん!どう?」

イロドリ    「しかし尋常じゃない変身のチープさだな・・・

         何人の訪問者の方が我慢して最後まで読んでくれたか、

         そっちのほうが気になってしゃあないわ」


つ・づ・く [黒ハート]
         
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