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絶対絶命!もはや風前の灯・・・ [はたらく おっさん]

この「はたらくおっさん」のカテの記事に度々登場する
ウチの職場のクレーム製造機こと、マサルくん (仮名)
が、だいぶん前にやらかした事件を元にした
「無脳男 vs 差し込み式便器」
という記事を、書こう書こうと思いつつも、なかなか
時間がなくて保留にしてる間に、職場自体の状況が
日に日に劇的に悪化してゆき、もう、シャレやネタ
では済まなくなってきてしまっている。

「続・SOS底辺より」の記事で書いた、会社が
強力な助っ人として送り込んできた70歳の婆さんは
結局、2カ月くらいしかもたなかった。
昨年の秋から冬にかけて主力が立て続けに3人も
辞めていった影響がジワジワと出始め、人手不足に
よる掃除のクオリティが落ち始めた矢先に、我が
底辺職場の唯一の常識人で、責任感も強かった
「おしゃれ番長」が鬱になってしまい、出勤がほぼ
絶望になった。

人数が減った分は、私が朝4時半とかに出勤し、
早めに出来るところは片付けておくなどして
騙し騙し何とか凌いでいたのだが、運悪く「投書魔」
のような厄介なクレーマー患者が長期間入院し
「フツーはそんなことどうでもええやろ!?」と
言いたくなるような些細なことを、ほぼ週1回の
ペースで病院の「ご意見箱」に投書しまくった為に
その都度、総務に呼び出され、状況の説明と改善の
約束を求められ、そのマジキチ投書の何枚かは
公開処刑の如く病院各階の掲示板に貼り出された。

さらにさらに追い打ちをかけるように、多分
苦情が出るだろうとわかっていながらも、人手不足
で他にいかせるメンバーがいないので、無脳男こと
クレーム製造機のマサルくんに、祈るような思いで
比較的掃除しやすい病室の掃除を任せたところ、即、
苦情の嵐で、看護師・看護助手・患者の各方面から
総スカンをくらい、階によっては出入り禁止に
せざるをえないようになってしまった。
普段は菩薩のように優しく穏やかな看護助手が
「もう!あの子(マサルくん)何なんですか!」と
鬼の形相で責任者である私に食って掛かってきた
姿は忘れられない。

さらにさらにさらに、ただでさえ人数不足で
イロドリ主任が早朝からフル稼働で3~4人分の
仕事をこなしながら何とか持ちこたえてるのに

「毎日これだけ掃除してるのに、床が汚いという
 投書がくるのは、床のワックスの効果がもう
 なくなってるからだろう」

と、病院の総務に言われ、病棟のワックスがけの
作業の日程を、半強制的に組まれてしまった。
もちろん、作業するのは私らである。
会社はハナから応援なんて寄越す気はない。
実は会社のほうも、どんどん退職者が続出し、
従来の現場がまわらないほどの人不足なのだ。

今年もあと3ヶ月。
果たして1年が終わる頃、一体どうなっているの
やら・・・

願わくば、違うところに再就職してますようにw

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続・SOS底辺より [はたらく おっさん]

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ここ最近ずっと午前3時起きで、午前4時頃から仕事に
入っている。
平日、最低10人いないと回らない仕事場に5人とか6人
しかいない日が多いので、人数が少ない分を早く出勤
することで無理やりカバーしてるのだ。

本来、病院の外来や待合は午前6時にならないと電気が
点かないのだが、夜間受付の職員さんに無理を言って
内科や外科の電気を早めに点けてもらって掃除したり、
いつ急患が運び込まれても対応出来るよう鍵が開いてる
救急センターのレントゲン室などを早めに終わらせたり
しながら凌いでいる。
あまりにも早くから掃除してる姿が奇異に映るのか、
朝の6時前くらいからロビーで読書したりしてる
長期入院で親しくなった患者さんから
「おたくは病院に住み込みで掃除の仕事してるんか?」
と聞かれたこともあった。

しかし、ただ人手不足で忙しいだけなら何とか耐え凌ぐ
ことも出来るのだが、年度末という事で毎年恒例の
病院内のワックスがけも並行してやらなければならず、
さらに昨年秋の震災で崩れた院内の壁やら床の補強工事
の後の掃除を頼まれたり、余分な仕事がドンドンと
容赦なくブッ込まれて対応に大わらわなのだ。

しかも、何よりも致命的なのは、ただでさえ人手不足で
大変な状態なのに、残っているメンバーにまともな
人材が殆どいないということだった。

昨年の震災と前後して、立て続けに3人の清掃員が
辞めた。
3人とも心身のどちらかに障害があって、性格的にも
色々と問題があり、辞め方も非常識で辞めた後の末路も
悲惨だったが、それでも最低限の仕事は何とかこなして
くれていたので、僅か数カ月の内に主力が3人も辞めた
のは、とてつもなく大打撃だった。

年末、そして年度末を控え、3人もの主力が欠けると
大変なので、補強を何とかしてほしいと会社に頼んでも
「どこの現場も人が足らなくて困ってる」
「そんなに立て続けに人が辞めるのは責任者 (イロドリ)
 の指導に問題があるんじゃないのか」
などと全く取り合ってくれなかったのだが、抜き打ちで
来た労働基準局に私の出勤日数と労働時間を指摘された
途端に慌てて補強メンバーを送り込んできた。

その待望の新メンバーこそが、前々回の記事でチラッと
書いた、70歳の婆さんだった!

・・・いや、決して人生の大先輩をバカにしてるわけ
ではないのだが、例えば「清掃ひとすじ50年!」とかで
70歳の現役とかならまだしも、70歳の初心者がいきなり
病院の掃除というのはかなり無理がある。
人の行き来や出入りが少ない施設や建物ならまだ何とか
なるかもしれないが、病院は常に人が居る。
松葉杖や車椅子の患者さんや、通路を行ったり来たり
してる痴呆気味の患者さん、慌ただしく動き回る
看護師さんや看護助手さん、他にも見舞客や様々な
業者さんや利用者が行き交う中での作業というのは、
決して簡単なものではないのだ。


・・・で、案の定、婆さん全くと言っていいほど
戦力になってない ( ゚Д゚) !

目は見えてない、耳は遠い、スピードもチカラもない
危なっかしくて病室の掃除もさせられない。
何もさせることがないのだ。
役に立たないだけならまだしも、トイレ掃除をさせると
「腰が痛い」
掃除機がけを頼もうとしたら「重くて持てない」
挙句の果てには「えらい(しんどい)」と連呼して
救急搬送用のストレッチャーの上に腰かけたり、
エレベータを待っている間、横に職員がいるにも関わ
らず、清掃カートにもたれたまましゃがみ込む始末で
ある。初心者以前に常識の問題やろコレ(笑)
たまたまその現場を目撃した時はさすがに
「おい、ババア!いい加減にしろ!」
と、毒蝮三太夫が憑依しそうになったが、それでも
日を追うごとに態度だけは徐々に徐々にマシになって
きて、本人も働きたいという気持ちはあるみたい
なので、そういうヤル気がある以上は何とか
少しづつでも慣れていけるよう指導したい。

とはいえ、「戦力」としてのレベルには程遠く、他の
メンバーの三分の一程度の仕事内容しか任せられない
のに時給は殆ど一緒という事で、今度は主力メンバー
から「納得いかない」という苦情が出始める弊害も
出てきた。

さらにさらに、本来なら「無脳男」こと、クレーム
製造マシーンのマサル君がやっていた、比較的簡単な
作業を、婆さんに任せているため、今度はマサル君が
病室の掃除に入る機会が増えたのだが、それはそのまま
苦情が発生する可能性が大幅に増えるという事になる。

うーん・・・
16年間勤めて今だにヒラ社員で、毎月、働いた分の
時給しかもらえない人間が何でここまでアカの他人の
面倒を見ないといけないのか(笑)


と、まあ毎日毎日こんな感じで、気が付けば1週間が
あっという間に過ぎていて、このブログも500回を目前
に足踏み状態が続き、書きたいことも全く書けずに
日にちと時間だけが過ぎてゆくという状況です。
それでもわざわざ見に来て下さる皆様、ホントに
有難うございます。

次回、次々回はいよいよ500回記念の記事になります。
期待しないで待っててねー♪








夜明けは・・・どっちだ !? [はたらく おっさん]

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33年ぶりの記録的な豪雪に見舞われてから2週間が
経った。

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さすがに現在は雪は溶けて、まるで何事も無かった
かのようにそれぞれの日常へと戻っているのだが、
我が底辺職場に於いては、かつてない絶体絶命の
ピンチを迎えているのであった。

まあ、毎年「過去最悪」の状態を更新し、毎年
絶体絶命のピンチに陥っているので、
「ああ、またかよ・・・大げさな・・・」
と、思われるかもしれないが、今回はホントに
ヤバい!(いや、毎回ホントにヤバいんですけどw)

どれくらいヤバいかと言うと、10人でやらないと
いけない作業に何と5人しかいない!
しかも、そのうちの1人は会社が「貴重な人材」と
称して恩着せがましく送り込んできた70歳の婆さん
なのだ。

婆さん殆ど役に立ってないうえに、「脳男」ならぬ
クレーム製造マシーン「無脳男」こと、問題児の
マサル君も相変わらずの状態で、責任者としては
もう生きた心地がしない日々である。

朝の来ない夜はない
というけれど、我が底辺職場の夜明けは遥か遠い。
果たして無事に春を迎えることはできるのだろうか。

無脳男(後編その②) [はたらく おっさん]

デイサービスで責任者の方から「問題児・マサル君」の
苦情を受けて、対策を練りながら病棟へと戻ってきた
イロドリ主任を待ち受けていたのは・・・

「ちょうどよかった、私も今、マサル君の事で看護助手
 からメッチャ文句言われたトコだったんですよ」

という、ウチの清掃チーム唯一の常識人、おしゃれ番長の
信じられない言葉であった。
苦情を聞いて帰って来た数分後にまた別の苦情を聞かされ
るという・・・
で、看護助手がメッチャ怒ってたという内容はこうだ

病棟の各階に身障者トイレというのがある。
一応、横に開くドアがあるのだが、車いすのままでも入り
やすいように入り口がカーテンになっていて、患者さん達
も基本的にはドアは閉めず、カーテンを開け閉めして利用
するようにしている。
入り口には「使用中」「空室」の札があって、電気も
点いてるので、フツーは中に人がいるとわかりそうなもの
なのだが、たま~に考え事をしながらトイレ掃除してたり
すると、中で患者さんが使用中にも関わらずうっかり勢い
でシャーッとカーテンを開けてしまうこともある。

そう、誰にだってミスはある。
私も時々この「カーテン、シャーッ」をやってしまう。
しかし、普通の人は間違ってカーテンを開いた時、中に
患者さんが居たら、まず「申し訳ありません!」と謝って
すぐにカーテンを閉めるだろう。

マサル君は違う

彼は何と、カーテンを開けた瞬間、便器で用を足してる
患者のお婆ちゃんの存在をはっきりと確認しておきながら
そのままトイレのゴミ箱からゴミを回収し、汚物入れから
使用済みのオムツを回収し、何事もなかったかのように
出て行ったらしいのだ。
「・・・失礼しました」という、およそ常人では聞き取れ
ないであろう超音波のような挨拶を残して。

自分と関係のない事で、おしゃれ番長が、とんだ
とばっちりを喰らった直後、目の前を張本人である
マサル君が通りかかったので彼女がこの件を注意した
ところ、
「お婆ちゃんの方は見ずにゴミを取ったから大丈夫」
という返事が返ってきたらしい。

いやいや、大丈夫じゃねえだろ。青影か、お前は。
下手したら病院の信頼にも関わってくるという事が
彼には理解出来ないのだ。
何度も書くが、人の出入りが激しいこの底辺職場の中に
あって、彼はこの道7年のベテランの三十路男である。

同じ職場で7年間もこのような奇行を繰り返してると
さすがに彼が「普通の人」ではないというのがバレて
しまう。
デイサービスの責任者が目の前にいる苦情の張本人に
直接注意せず、彼を伝書鳩して上司である私を呼んだ
のも、看護助手が敢えて、おしゃれ番長に文句を言った
のも、全て
「本人に言っても理解できないだろう」
というのがわかっているからなのだ。

一度、目にしたものを完全に記憶し、実践出来るという
無表情の殺人マシーン(ただし対象は悪人のみ)、
生田斗真くん演じる「脳男」

対して、昨日聞いたことすら覚えてなくて、絶えず
問題を起こし続けるクレーム製造マシーンである
マサル君は、さしずめ「無脳男」だな、と、前日
映画版「脳男」を観ていて思ってしまった。


本当はあと2~3回このネタで記事を書くつもりだったが
あんまり引っ張ると、今、書きたい記事がドンドン後回し
になってしまい、結局そのままお蔵入りになってしまう
ので、続きはいつかまた別の機会に書くとして、最後に
無理矢理フォローしておくと、マサル君は別に悪気が
あるわけでも、投げやりになってるわけでもなく、
基本的には真面目な人間で、タバコも吸わないし、車の
免許証もずっとゴールドの優良ドライバーだし、何より
この7年間、無断欠勤・無断遅刻は1度もなく、毎日
1時間早く来て準備をしてくれている。
何というか、居ても困るけど、居なくても困るという
どっちにしても困った存在なのだ。

7年間、ずっと彼の苦情を聞かされ、何とか理解出来る
ように指導し、それでも同じ失敗を繰り返される私の
心労と疲弊度はとっくに限界を超えているのだが、
彼が自分から「辞める」と言わない限り、面倒を見て
やらないといけないのかと、半ば諦めてしまっている
イロドリ主任なのであった。

「無脳男」完




〖お知らせ〗

いつも当ブログをご訪問して下さり、本当に本当に
ありがとうございます。
この度、皆様からいただいた「nice!」が、めでたく
3000に達しました~!
記念すべき「3000 nice!」を押して下さった
tarouさま、そしてこんな、わけのわからないブログを
わざわざ覗きに来てくださり、nice!と言って下さった
皆様に、ニャアコ一家ともども心より心より感謝を
申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

イロドリウサギ&ニャアコ一家












無脳男(後編その①) [はたらく おっさん]

ある日の仕事中、病院の建物からちょっとだけ離れてる
デイサービスの清掃に時間指定で行ってもらってる
マサル君が、約30分程の仕事を終えて病棟に戻ってくる
なり私を見つけてこう報告した。

「あの・・・デイサービスの係長が、イロドリさんに
 話したい事があるそうです・・・時間はいつでもいい
 のでデイサービスまで来てくださいとの事です」

「・・・」

モーレツに嫌な予感がして、思わず

「え!? まさか、お前のクレームの事と違うやろな !?」

と言いかけたが、やめておいた。
ひょっとしたら、今年のワックスがけの日程の相談かも
しれないし、日常の清掃では落としきれない床の汚れの
相談かもしれない、いや、頼む、そうであってくれ~と、
祈るような思いで早速デイサービスへと向かった。

何を言われるのかヒヤヒヤしながら、仕事中の責任者に
挨拶をすると・・・

「あー、どうもお疲れ様です。忙しいのにわざわざ
 来てもらってすいません。実は、毎日ここに掃除に
 来てくれてるあの、若いお兄さんの事なんですけど」

ひーーーーーっ!やっぱりアイツのクレームやんけー!

苦情の内容はこうだ
デイサービスの掃除は、毎日、朝と夕方に行くのだが
夕方、掃除を終えて帰る時、ちょうど利用者である
おじいちゃんや、おばあちゃんの帰る時間と一緒に
なる。で、建物の入り口がちょっと長めのスロープに
なってるのだが、杖や歩行器でゆっくり歩いてる
お年寄りの前を、大きなゴミ袋にゴミや使用済みの
オムツをパンパンに詰めて両手に持ったマサル君が
フラフラと歩いて邪魔になったり、時には前を
横切ったりして、お年寄りの利用者さんが転びそうに
なったり、つんのめりそうになって非常に危険なので
責任者であるイロドリ主任から、ぜひキチンと指導
して欲しいというものだった。


これが高校生のバイトとか、学校卒業してすぐの子
とかならまだわかる、しかしマサル君は今年でもう
この職場7年目になる30近いオッサンだ。
病院・老人保健施設・デイサービス、どの現場の
どんな状況であっても、絶対に、利用者・患者を
最優先で!と、何度も何度も何度も何度も何度もこの
7年間言い続けてきた。

しかも!しかもである、
この2日前、ウチの会社で「病院清掃担当者の勉強会」
なるものが開かれ、イロドリチームだけでなく他の
病院の清掃に派遣されてるメンバーも全員参加で
院内の清掃に関する心構えや基本中の基本的なことを
勉強したばかりなのに~!。

因みに講師は私、イロドリ主任であり、マサル君は
講師直属の部下らしく最前列でウンウンと頷きながら
メモをとっていた。
この時も確かにイロドリ講師は
「如何なる時も、患者様・利用者様を最優先で!」
と、熱弁をふるっていたはずだ。
一体、何をメモしていたのか(笑)

とりあえず、デイの係長には、常識以前の問題で
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
2度と同じことをしないようにキチンと指導します。
と約束して病棟に戻った。
ここで今回のタイトル・・・

「無脳男」!

ジャ~ン ♪ (アホか)

生田斗真くんが映画で演じた「脳男」は、一度
見たものを完璧に記憶し、経験がなくてもそれを
実践できるという特殊能力の持ち主だった。
対するマサル君は、7年間ずっと言われ続け、更に
昨日教えられたことすら忘れてしまうという、
ある意味これも特殊能力の持ち主か・・・
共通してるのは無表情なトコくらいだが。

病棟に戻り、今回の苦情をどうやってマサル君が
理解できるように伝えて再発を防ぐかと考えながら、
中断していたトイレ掃除を再開しようとしたところ
病室の掃除をしてくれてる、ウチのチームで唯一の
常識人のお姉ちゃん「おしゃれ番長」が居たので
先程の出来事を冗談半分で話したところ

「ああ、ちょうど良かった。私も今さっき
 マサル君の事で看護助手さんから苦情を言われた
 ところなんですよー」


えええ~~~~~~!? なんやねん、それーーーー!



(予想外に長くなってしまったので後編その②に続く)

無脳男(前篇) [はたらく おっさん]

無脳男・・・
え?「無能」な男 の打ち間違いじゃないのかって?
いえいえ、これでいいんです。
この「無脳男」、江戸川乱歩賞を受賞し、後に生田斗真
くん主演で映画化された首藤瓜於さん原作の「脳男」の
パクリなのです。

なんでいきなりこんな記事を書いとるのかというと、
最近、1人カラオケに続く密かな楽しみとして
「1人上映会」なるDVD鑑賞会を、仕事の終わった
職場の休憩室で土曜の夕方、もしくは日曜の昼から
ひっそりと開催しておるのですが、ついこの間
観たのがこの「脳男」だったのです。

ちなみにこの「1人上映会」どんな映画を観てるかと
いうと・・・

(沢尻)エリカ様のパイオツと濡れ場が拝める
「ヘルタースケルター」

実際に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をモデルにした
「冷たい熱帯魚」

これまた実際に起きた上申書殺人事件を描いた作品で
リリー・フランキーとピエール瀧のブッ飛んだ怪演で
主演の山田孝之の好演が霞んでしまいそうな
「凶悪」

アメコミ原作で、全編に亘って暴力シーン満載の
「シン・シティ 復讐の女神」

などなど、およそ家族の居る空間で観ることの出来ない
やや軽めのエログロ作品ばかりを借りてきては
誰も居ない職場の休憩室で鑑賞してるのであります。
いや、たまに「猿の惑星:新世紀」とか、円谷プロの
特撮ドラマ「戦え!マイティジャック」とか
「オズ はじまりの戦い」なんかも見てますけどね。

で、この間「脳男」を借りてきて観たんですが、これが
なかなか面白かったです。
生まれつき感情や肉体的な傷みの感覚がない代わりに
一度目にしたものを完璧に記憶することが出来るという
能力を持った少年が、ひき逃げで息子夫婦を亡くした祖父
の徹底した英才教育により超人的な身体能力を身につけ
ます。
更に息子夫婦(少年の両親)を轢き殺した犯人が今も
捕まることなく、のうのうと逃げおおせている悔しさと
理不尽さに、次第に精神を蝕まれていった祖父の
「世の中の悪人を殺せ」という無茶苦茶な洗脳によって
超一流の殺人マシーンへと成長した少年が、
鈴木一郎と名乗り(おいw)法の目や警察の捜査の手を
潜り抜けながら生きてる悪人どもを人知れず始末して
ゆくという設定で、映画では二階堂ふみちゃん扮する
天才連続爆破犯を追い詰める話になってます。

私は基本的に邦画はもちろん、テレビすら殆ど見ない
ので、主演の生田斗真くんも敵役の二階堂ふみちゃんも
今回初めて知ったんですが、2人ともスゴイ存在感です
ね~。
玉木宏さんにちょっと似てる生田くんの、無表情 &
無感情な殺人マシーンもカッチョえかったし、
まだ若いのに頭のおかしい天才殺人犯を演じられる
二階堂さんもスゴイと思いました。
今の日本の女優さんって
「仕事がバリバリ出来るカッコイイ女性」か
「ドジで不器用だけど仕事は出来る可愛い女の子」の
2択しか演じられないような感じがしてたので
久しぶりに将来楽しみな女優さんが出ましたね。
ただ惜しむらくは、あんまり天才にもキチガイにも
見えなかったのがちょっと残念ですが・・・
(どっちやねんw)



・・・で?、結局「無脳男」って何やねん

そうそう、すっかり前置きが長くなってしまいましたが
この映画の生田くん扮する脳男の無表情・無感情ぶりを
見てて、その姿が、ある人物とダブッっちゃったんです
よ。

それはこの「はたらくおっさん」のカテゴリー内の
「あんたこの底辺職場どう思う」に登場する
殺人マシーン・・・じゃなかった、
クレーム製造マシーンこと、ウチの職場の問題児
「マサルくん」なのでした。

そういうわけで、次回後編は、ただでさえ大変な底辺
職場で心身ともに弱り切ってるイロドリ主任を、更に
恐怖のズンドコに陥れる「無脳男」マサルくんの
活躍(?)が繰り広げられます。

どうぞお楽しみに・・・しないで下さいw

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映画「脳男」より

「無脳男」にはこんな場面は出てきません。
しかし生田斗真くん男前やな・・・





非常の時に働く人びと [はたらく おっさん]

一昨日、県内で震度6弱の地震が発生しました。
それまでにも時々、昼夜を問わず小さな揺れが
起きてて、何か気持ち悪いなあと言ってた矢先の
大きな地震でした。

平日の午後2時くらいだったので、清掃業務で派遣
されてる病院も発生直後は大変でした。
建物自体がかなり古く、耐震構造?そんなの関係ねえ
みたいな、いかにもな昔ながらの佇まいだったので
まず、崩壊してしまう前に外に出て安全を確保する
のが最優先で、院内の下請け業者や、事務職の方々
などは外に避難したのですが、この時、我が身の
安全よりも、外に出せない入院中の患者さんを、
少しでも安全な場所へと誘導している看護師さんの
姿に頭が下がる思いでした。

結局この日は、次いつ大きな余震や第2波の本震が
来るかまったくわからず危険だということもあって
貴重品と着替えだけ取りに中に戻って、そのまま
解散という事になったのですが、責任者として各階で
作業していたウチの清掃員全員の無事を確認して
帰らせたあと、病院の総務に何か手伝うことは
ありますかと聞くと、今は状況を把握するのが最優先
で、そのあと院内で対策会議を開くので今日は帰って
下さいとのことなので、小学校と中学校から迎えの
要請がきてたこともあり、息子と次女を迎えに行き
ました。

家に着くまでどうなってるのか不安でしたが、
幸い倒壊などはしておらず、タンスや棚の上の物が
落ちて散乱してるというレベルでした。
ただ、なぜか鍵をかけてたはずの玄関が開いており
イーライやラム、ニルスなどがドサクサに紛れて
脱走してましたが、夜には全員帰ってきました。

ガスや電気は通ってるものの、水が出なかったので
多分もう売り切れてるやろと思いつつ、夜、
水と食料を求めて行きつけの24時間格安スーパーへ。
途中で見たローソンには駐車場に車が入りきれない
ほど客が殺到してたので、ここも壮絶な買占め合戦
が繰り広げられてるのかな・・・と店に入ると、
意外にも混雑しておらず、さすがに水だけはほぼ
品切れだったけど、他の食料品は結構残ってました。

ここでも感動したのは、いつものレジの店員さんが
この非常時にまるで普段と変わらない姿で粛々と
業務をこなしてる姿でした。もちろん、発生直後は
陳列してる商品が散乱したり店内もパニックに
なったでしょうが、それから数時間たち落ち着きを
取り戻したとはいえ、この従業員さん達も自分の家
や家族が心配だろうに、仕事とはいえ本当に
こういう方たちが業務に徹してくれてるおかげで
我々もこういった非日常の混乱の中で自分を
見失うことなく、最低限の生活が出来るのだと
頭の下がる思いでした。

また、2日経った今現在も家に帰れず避難所で
不安に過ごしておられる方々の為にボランティアで
炊き出しや食べ物の差し入れをされてる人びとの
ニュースを見て、辛い立場にある人の為に無償で
助け合い、いたわりあう姿に、あらためて人間の強さ
を実感させられました。


乾いた大地 [はたらく おっさん]

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もしも 夢があるのなら
すてよう 今は つらいから
明日の生命 (いのち) を つなぐため
今日と いう日が消えてゆく

「乾いた大地」作詞:井萩 麟 / 作曲:馬飼野 康二


これは今から20年以上前にやってたアニメ
「戦闘メカ ザブングル」のエンディングテーマで
串田アキラさんが歌ってました。いい曲です。
2番の歌詞ですけど。

で、何の話やねんというと・・・


先月1か月で、パートのおばちゃんが2人も
辞めてしまい、ただでさえ人手不足だったウチの
職場は大変なことになってまして、責任者である
ワタクシ自ら清掃用カートを押しながら病室掃除
からトイレ掃除などをやらせていただいとるわけ
なのですが、何というかアレですね、病棟では
20代のうら若き看護師や看護助手の方々が
医療器具を携え、テキパキと各病室を駆け回り、
60代のベテランナースや師長自らが患者さんの
体拭きや食事の介助を手伝ってるという光景の
中で、働き盛りのいい年をしたオッサンが
延々とトイレ掃除をやっとるわけですよ・・・
申し訳ないというかなんというかね・・・

ふと、向こうのほうを見ると、前述の記事
「あんたこの底辺職場どう思う」で登場した問題児
マサル君が、これまた清掃カートを超スローモーな
動きでノロノロと押しながらブツブツ独り言を
言いつつゴミを回収して回っておりました。

まあ、別に私も毎日毎日トイレ掃除だけをやってる
わけでなく、1現場の責任者として、働いてくれてる
おばちゃん達が仕事しやすいようなシフトを組み、
誰かが院内でヘマをしたり物を壊したりした時は
代わりに怒られ、マサル君のように意欲はあっても、
ちょっと問題を抱えてるような子や、障碍者枠で採用
されて来ている人たちを差別することなく平等に扱い
つつ、尚且つ彼女たちが問題が起きないように、無い
知恵を絞り、ちっぽけな心を砕きながら配慮しておる
わけです。

誰からも感謝されることなく、更に1円の手当がつく
わけでもなく、病院側や会社からの理不尽な要求と、
パートのオバハン達の完全に「甘え」としか言いよう
のない日々の不平不満や要求の板挟みになりながら、
現場を護ってるという僅かばかりの自覚もあります。

とはいえ、この日この時の、目の前で慌ただしく
患者さんの為に駆け回る看護師さんの姿は本当に
輝いて見え、対照的に、次から次へとほぼ100%の
割合で汚れてる便器と格闘しつつ、女子トイレの
掃除の際には、リハビリの若い理学療法士の
お姉ちゃんに変質者を見るような視線を向けられ
ながら、トイレットペーパーの補充をしてゆく
自分の姿が何とも卑小に感じられたのでありました。


若いころは、何か、人の役に立つ人間になりたいと
希望に燃えていたはずなのに、今では日々の生活の
為に神経と体力をすり減らしながら日銭を稼ぐような
人生・・・
一体どこで間違ってしまったのか、いや、もともと
「その程度」の人間でしかなかったというだけの
話ではないか。

そう開き直って、連日の人手不足による便所掃除の
繰り返しにも慣れ、聞こえない程度に鼻唄で
レインボーマンの「死ね死ね団の歌」なんかを
歌いながら働いてたある日、病院の廊下で、以前
入院していたおばあちゃんと出会った。
家が近くみたいで退院してからも娘さんに付き添って
もらってちょくちょく通院してるらしい。

「あら、お母さんお久しぶりです」

と、挨拶すると最初は誰かわからなかったみたい
だが、しばらく私の顔を眺めてから

「ああ、あんたアレやな。ビンのフタ開けてくれた
 なあ・・・」

「?」

一瞬、何を言ってるのかわからなかったが、どうやら
入院してる時に、小物か何かが入った瓶の蓋が固くて
なかなか開かなかったのを、掃除に入ったついでに
開けてあげた時の事を言ってるらしかった。
もちろん、基本的に掃除屋は勝手に患者の言う事を
聞いてはいけないので、この時は近くにいた
看護助手に伺いをたてて瓶を開けてあげた。

「よっぽど嬉しかったんやろねえ」

隣にいた娘さんが言った。


そうなのだ。忘れていた。


おばあちゃんの瓶の蓋を開けてあげたことを!

・・・じゃなくて(笑)掃除という仕事を通して、
些細な事に喜んでくれる人が、たとえ僅かでも
存在していることを。

病院に来る度に缶コーヒーを差し入れでくれる
患者のおっちゃんがいることを。

朝、玄関のロビーの拭き掃除をしていると、
「アンタも朝早くから大変やね」と言って自販機で
缶コーヒーを買ってくれた患者のばあちゃんが
いたことを。

「私ね、あなたのファンなのヨ、あなたの会社
 だったら仕事頼んでも大丈夫ね」と言って
自宅であるお屋敷のハウスクリーニングの仕事を
ウチの会社に任せて下さったご婦人がいたことを。

「あなた達はホントに縁の下の力持ちよ、この
 病院の宝よ」といつも褒めてくれてコーヒーを
御馳走してくれた看護部長がいたことを。
(どんだけいろんな人にコーヒーもらってんねんw)

「お兄さんいっつも笑いながらお仕事されてますね」
と褒めてくれた患者さんがいることを。


思い出した。

「どこかで誰かが見ていてくれる」ことを。


こんな立場になってしまったのは自分の責任であり
今更周りを見て我が身を嘆いても仕方がない。
たとえ底辺の仕事でも懸命にやって、もし誰か1人
でも喜んでくれる人がいるなら頑張ろうではないか
と思い直したのでありました。

(おわり)

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「zzzzz・・・」

話が長すぎるうえに、つまらなさ過ぎて
途中で寝てしまった謎の美少女猫

SOS底辺より [はたらく おっさん]

以前、この「はたらくおっさん」のカテゴリーで
書いた「あんたこの底辺職場どう思う」という記事の
ラストが、ウチの清掃チームの主力メンバーだった
おばちゃんが2週間も無断欠勤した挙句に挨拶もなく
そのまま辞めてしまったという終わり方だったんです
が、それがよりによって1か月の新しいシフトの初日
だったという事で、この1か月間は、もう既に
出来上がっていたシフトから常に1人足らない状態を
何とかかんとか騙し騙しで凌ぎながら乗り切ったと
いうのに、今回また1人辞めてしまった・・・。

まあ今回辞めたのは、問題児揃いのウチの職場でも
やたらズル休みやズル早退する常習犯で、しかも
常に嘘ばっかりついてるトンデモババアだったので、
ある意味では辞めてくれてホッとしてるのですが
年々人数が減ってきている我が職場にとっては
1か月に2人の脱落は、残っているメンバーの
負担を考えると結構キツイものがあります。

しかも会社はお約束の「まったく知らん顔」・・・
それどころか「応援」と称して他所の現場から
「こんな奴、絶対に来させないでくれ!」と
総スカンで行かせる場所のない社長のバカ息子を
ウチのチームに押し付けてくる始末。

他にも、どういう育てられ方したら50過ぎてこんな
性根の歪んだ振舞いが出来るねん!? と言いたくなる
「海賊とよばれた男」ならぬ「悪霊とよばれたババア」
が、責任者であるイロドリに対して何故か敵意を剥き
出しにして不平不満や悪口でパートさん達をを洗脳し
一体化を妨げ、内部から職場を崩壊させようとしたり
(5年前からずーっとです)、まさにかつてない程の
絶体絶命!
この先、果たして一体どうなるのか・・・

今後も不定期につづきます(笑)

2016-08-21_14.15.27.jpg

今回のタイトルの元ネタはこの作品です ↑
小学校の時に親戚のあばちゃんが買ってくれて、
すごく面白かった記憶が残ってます。
残念ながら現在は絶版みたいですね。


あんたこの底辺職場どう思う (後編) [はたらく おっさん]

その業者の女性が語った内容とは・・・

彼女達の仕事は病棟各階の病室で出された、患者さんが
使用したシーツなどを自分たちの会社の工場へ運ぶ為に
仕分けしたり、逆に工場でクリーニングした新しい
シーツなどを今度は病棟の各階に配ったりするという
内容で、同じメンバーが毎日3人、病院にやってきて
朝から夕方まで作業している。

まあ、我々清掃員と同じく病院の直接の職員ではなく、
下請けで派遣されてる立場ということもあってか、
3人とも皆、礼儀正しくて感じの良い綺麗な女性
なのだが、残念ながら全員子供もいる既婚者だった。
そのうちの1人にマサル君が、まるで付き纏うような
接し方をしていて気味悪がられ、最悪の場合、病院に
相談しようかという話まで出ているという。
私にその話を教えてくれたのは、リーダー格の人で
「被害」に遭ってるのはまた別の女性だった。

困った。


で、そのリーダー格の女性には、責任者として私が
マサル君によく言って聞かせますので、と約束し、
翌日、当事者の女性から直接「被害状況」を聞いた。

以前、お互いにエレベーターを待ってる間、マサル君が
何やらブツブツ独り言なのか相手に話しかけてるのか
よくわからない事を言っていたので、無視するのも
ちょっとアレかなと思って、適当に相手してると
それ以来ずっと病院内で顔を合わせるたびに話かけて
きて、しまいには帰り道まで一緒に付いてくるように
なったという。

これは確かに気持ち悪い。
一歩間違えば・・・いや、既にこの段階でかなり
ヤバい奴だ。
なぜ、仕事は出来ないのに問題ばっかり起こすのか。

後日、休憩時間にマサル君を呼んで、人のいない
ところで遠回しに・・・かなり遠回しに
「誤解を招くようなことはしたらアカンよ」と
柔らかく諭した。
彼の性格上、人妻に恋愛感情があって付き纏ってる
のではなく、あくまでも自分の話を聞いてくれる人
として接しているだけというのは、わかっていた。
ただ彼は相手がどう思ってるかとか、周りにどう
見られてるか、ということが考えられないのだ。

ここでストレートに注意して彼のプライドを傷つけて
それこそ本物の事件に発展したりしたらシャレに
ならないので、相当伝え方を工夫しながら話した
つもりだったが、どうも反応はイマイチだった。
それでも、もうこれ以上は子供のいるような女性に
誤解を招くような接し方はしないようにと釘を刺し、
何度も念を押した。


・・・で、その後どうなったかというと、最初の
2~3日はまるで自分から避けるように距離を
開けていたらしいが、しばらくすると
「ポケモンGOが問題になってるみたいですねえ」
などと話しかけてきたらしい。

ヌカに釘かよ・・・と情けない気持ちになったが
相手の女性にも、マサル君は悪い奴ではないけど
ちょっと普通じゃない子であるということと、決して
恋愛感情で話しかけてるわけではないというのを
伝えているので、以前のような得体の知れない恐怖は
薄れたので、もうちょっと様子を見てみます、と
いうことで現在は一応なんとか落ち着いている状態
なのだが・・・
なんとなんと今度はその翌日からウチのチームの
主力メンバーが2週間の無断欠勤の末に、挨拶もなく
退職するという非常事態が!

さすがにもうこれ以上は書く気力もないので
この話題はこれでオシマイ。

・・・だが、イロドリ主任の悲惨な日々は
まだまだ続く。


(おわり)
















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